As primeras 200 linias.
(友樹・薫)ゴー ゴー レッツゴー レッツゴー マルモ。→
ゴー ゴー レッツゴー レッツゴー マルモ。→
ゴー ゴー レッツゴー…。 (護)あっ。
(薫)やった ありがとう マルモ。
(友樹)やったね。
お前らな プール行ったら→
監視員の言うこと よく聞くんだぞ。
それから準備体操も忘れんなよ。
(友樹)分かった。 うん。
(薫)1 2 3 4。
まだ早いよ まだ早いんだよ。 5 6 7…。
あと宿題も忘れんなよ。
やっておかないと 夏休み恒例の→
涙の宿題地獄が待ってるからな。 (友樹・薫)は~い。
よし じゃ 俺 ちょっと 会社 行くわ なっ。
(ムック)もっと 肺活量 鍛えろよ アラフォー。
うるせえよ。 あっ いや ちょっと行ってくる。
(友樹・薫)いってらっしゃ~い。 おう。
あっ あっ あっ 彩ちゃん おはよう。
(彩)あっ おはようございます。 どうしたんですか?
朝から 浮輪2個も膨らましてました。
あいつらプール行くんだって。
あっ 悪いんだけど→
彩ちゃん ちょっと見てやってくれる?
(彩)あっ いいですよ。 あっ 新しい水着も買ったし→
私 あれ着ちゃおっかな。 えっ? 彩ちゃんが水着?
あっ いや あっ あの いや あいつらが行くの→
区民プールだし 彩ちゃん そんな おニューの水着なんて→
張り切んなくて いいんじゃないかな。
いいじゃないですか。 ほら 遅刻しますよ。
あっ じゃ よろしくね。
(鮫島)みんな おはよう。 お疲れさま。
(一同)おはようございます。 (民子)あっ 室長→
おはようございます。 (凛花)夏休み どうでした?
(鮫島)ああ 楽しかった。→
娘家族と 旅行に行ってきたんだけどね→
孫と一緒なんて初めてだからさ→
もう うれしくて 遊び過ぎちゃった。
(一同の笑い声) (鮫島)これ みんなに お土産。
あっ ありがとうございます。
うわ~。
んっ? これは凛花ちゃんかな?
(凛花)わっ カワイイ。
これ この色は民さんだ。
(民子)すて すて すてき~。
これは真島だな。
(真島)いっ いかすな~ こういうの欲しかったんですよ 俺。
これは俺だ。
探してたんだ これ だって これ うわ~。
あの人は どこ行ってきたんだろう。
(鮫島)ところで 高木君は 夏休み どうすんの?
子供たち連れて どこか行くんでしょ?
いや 家族3人だと 旅費もバカになんないすからね。
何 言ってんの 親と一緒に 旅行 行ってくれるのなんて→
今だけよ。 (真島)友達優先になったり→
部活が忙しくなったり しますからね。
それに父親って ある日 突然 うざく感じたりして。
そうなの? でも まだ小1だよ?
(鮫島)いつでも行けるなんて 思ってると→
いつまでも行けないもんだよ。
そうですか。 旅行か。
(島田)失礼しま~す。
誰? (真島)いや あの→
保険屋のおばちゃんです。 あの あんま→
目 合わせない方がいいっすよ ホントに。
(島田)あら 初めましてですよね。
私 ハピネス生命の 島田 瞳と申します。
どうも 高木です。 高木さんは 今 お幾つ?
あの ご結婚は? お子さまは?→
ん~ 聞きづらいけど聞いちゃう。 貯金は いかほど?
嫁も貯金もございません。 でも小1の子供が2人。
お子さま2人を 1人で育ててらっしゃるの?
はい。 やだ 不安。
瞳 超不安だわ。
瞳。 今どき学費も大変よ。
大学まで出して 公立でも500万→
私立だったら1,000万。 それを2人分。→
というわけで まずは これね。
えっ? 学資保険。
今 高木さんが 将来に どう備えるかどうかで→
子供の一生が決まるんですよ。→
ぼんやりしてたら手遅れ。 後で後悔しても遅いんだから。
子供の一生? (島田)そうですよ。
(真島)たっ 高木さん 高木さん あの 高木さん。
はい。 (真島)あの あの そろそろ→
訪問の時間です。 はっ そう あっ そうだった。
(島田)お待ちしてま~す。→
どうも。
(真島)先方も 思ったより落ち着いてましたね→
安心した。
高木さん さっきのおばちゃんの話気にしてるんですか?
あっ まあな。
確かに 子供たちの将来のことなんか→
考えたことなかったしな。
あの子たちと いつまで 一緒にいられるかも分かんないし。
(ため息)
おっ 真島は どうなの?
将来のために 何か してることとかあんの?
(真島)いや まあ 会社の積立とか あとは生命保険とかですかね。
生命保険って お前 独身だろ?
独り身なのに 何 心配する必要あんだよ。
(真島)いや 今は独り身ですけど→
僕にだって 結婚したい人ぐらいいますから。
へえ。 お前 まさか。
実は 今度 彩さんに お付き合いを申し込もうと思ってて。
やっぱり。 お店にも通ったし→
そろそろ僕の誠意も 伝わってるころだと思うんですよ。
いや どうだろう。 いや ほっ 本気なんです。
お前 ちょっと 近い 近い 近いよ。
(真島)応援してくれますよね。 応援って中学生じゃねえんだから。
何か 乗り気じゃないみたいなんですね。
んっ? あっ まさか→
高木さんも 彩さんのこと狙ってるとか?
そんなわけねえだろ。 だったら→
彩さんが 僕のこと どう思ってるのか→
ちらっと 探っといてもらえませんか?
えっ? 俺が?
「ままははが お父さんに言っているのが→
聞こえてきました」
「『子供たちを追い出すしかない』」
「『二度と帰ってこられないように 森の もっと奥へ連れていこう』」
「ヘンゼルは グレーテルに言いました」
「『泣くなよ グレーテル。 神様が守ってくださるよ』」
彩ちゃん ままははって何?
(彩)えっと んっ?
本当のお母さんが いなくなった後の→
2番目のお母さんでいいのかな。
ままはは 怖いね。 ねっ。
(彩)うん ヘンゼルとグレーテルのままははは ひどいね。
うん。 うん。
ただいま。 あっ おかえり。
おかえり。 (彩)おかえりなさい。
あっ。
彩ちゃんに 本 読んでもらってたの。
読書感想文 書くんだ。
読書感想文ってのはさ 自分で読書して書くもんだろ?
だって彩ちゃん上手なんだもん。
お前らさ 他の宿題も ちゃんとやってんだろうな。
やってるよ ほら。
どれ?
うん うん。
薫 ほぼ毎日 同じこと書いてんな。
うん だいたい毎日 同じことしてるから。
ふ~ん 友樹は?
「きょうは やさいいためでした」
「キャベツのしんが かたかったです」
「ごちそうさまでした」
夕飯のメニュー? そう→
その前の日は たらこスパゲティ。
げっ お前らさ もっと他に書くことあんだろうが。
(彩)しょうがないですよ どこにも出掛けてないんだもん→
絵日記だってネタ切れだよね。
うんうん。 うん。
《親と旅行に 行ってくれるのなんて 今だけよ》
《いつでも行けるなんて 思ってると→
いつまでも行けないもんだよ》
旅行か。
あっ ちょっと待って。
あった。
これ ほら。
この人たち誰?
大学の野球部の後輩と その家族。
今な 実家の山梨に戻って ブドウ園やってんだ。
山梨? うん。
どこにあるの?
そうだね うん 頭が北海道だとするね。
それで こう こうすると この 体 ここが本州だね。
で へそが東京ね。
で こっち行って ここが何か→
ほらほら 富士山。 これ富士山ね。
こっちの向こう側の右脇腹 ここが山梨。
分かりづらい。 まあ 行ってみりゃ分かんだろ。
よし いっちょ 遊びに行ってみるか? ブドウ園。
ホント? (薫・友樹)やった~。→
ブドウ ブドウ やった ブドウ ブドウ やった ブドウ。
(あゆみ)旅行か 楽しみだね。
うん プールじゃなくて 川で泳げるんだよ。
マルモが言ってた。
本物の昆虫も たくさんいるんだって。
クワガタにカブトムシでしょ ザリガニとか蛇も。
ねえ ママも一緒に行こうよ。
マルモも「誘え」って言ってた。
(あゆみ)ありがとう。 でも 仕事 休めないからな。
行けない? 行きたいけど また今度だね。→
ママ お留守番してる。→
マルモさんの言うこと ちゃんと聞くんだよ 分かった?
うん 分かった。
じゃ お土産 買ってくるね。
(あゆみ)ありがとう 楽しみにしてる。
うん。 うん。
あっ 親父さん。 (陽介)はい おう。
俺 ちょっと ムックの散歩がてら 子供たち迎えに行ってきます。
(陽介)はい。 (彩)じゃ 私も一緒にいいですか?
買い出しあるし。 うん。
(彩)ちょっと待っててください。 ほい。
(陽介)子供たちと あゆみさん うまくいってるみたいだな。
はい。
あいつらも あゆみさんに会うの 楽しみにしてます。
(陽介)あれだな 少しずつでも 親子に戻ってるってこったな。
いつまで一緒にいられますかね。
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