أول 200 سطر.
あの人をごらんなさい
あんな気味悪いのは 見たことがないわ
さあ 気をつけなさい こっちを見てるわよ
- さらわれてしまうかもね - そんなの死んだ方がマシよ
あんなのを入店させるなんて 信じられる?
まったくよ
誰か助けて お願い!
すぐによくなりますよ 大丈夫だから下がってください
くそっ
35歳になるね ベイル君
なぜこんな浮浪者みたいな
屑みたいな人間になっしまったんだね?
簡単なことだ
君はスキャナーだ しかもそれを自覚していない
そのことが君をずっと苦しめてきた
だがいま私が それは大いなる 力の源であると教えてあげよう
入れてくれ
急いで!
急いで!
話してくれないか
この部屋にいる人間を全員 1人ずつスキャンします
スキャンは通常 苦痛を伴うことを 覚えておいてください
ときおり鼻血が出たり 耳が痛くなったり 胃が痛んだり 吐き気を催すことでしょう
他にも同様な生理的現象が出るかもしれません
医師の立ち会いがあります ガティノー先生です
皆さん了承済みなのはわかってますが もう一度思いだしてもらいたいのです
もうひとつあります 一度実験が始まったなら
誰もこの部屋からは出られません
ここで どなたか 志願者はいらっしゃいますか
何も問題はありませんよ
どうぞ
座ってください どうぞ
では これからあなたは 秘密を漏らしすぎないように
ここで明らかになってもいい程度の
何か特定のことを考えてもらいます
- 何か 個人的なことを - わかった
- やってみよう 目を閉じるべきかい? - その必要はありません
いいだろう やってみるよ
すぐ全員を外に出せ! コンセックに連絡しろ!
- 一緒に来てもらおうか - お断りだね
一緒に来いと言ったんだ!
さあ!
ガティノー ついて来い!
あっちだ 急げ!
行くんだ!
床に伏せろ!
エフェメロルを注射しろ!
さあ!
いいですよ
もっと落ち着け 警察に止められたら終わりだ
いい気味ですよ どうして古い工場に行かなきゃならないんですか?
スキャナーだったら本部に入れたくないのさ 怖がってるんだ
彼はスキャナーだよ
おい 護衛はどうした?
左側を走ってるのがそうだよ
おい どうしたんだ?
レイ! いったい何するつもりだ?
戻って車の後ろをついていくんだ さあ!
レイ いますぐやめないと撃つぞ!
レイ!
なんてこった
止めるな! 進むんだ!
いや 彼らを助けないと!
さあ来いよ 行くんだ!
人が中にいるんだぞ!
起きろ
さあここから離れるんだ! 俺たちを殺すつもりか?
わかったよ そうわめかないでくれ
昨夜 わがコンセック社は スキャナーとして知られる…
貴重なテレパシー能力者を 外部に公開しようと考えていた
その結果は 6名の死者と…
組織の対外的信用の壊滅的な喪失だ
だから今朝 新しい保安責任者の ブレードン・ケラー氏をお呼びした
ありがとう
トレベリアンさん 皆さん
私どもの仕事は国際的な保安活動です
武器と民間軍事組織の取り扱いが専門で
おとぎ話や空想的な話は 業務の範囲外になります
スパイ物語のようにイルカや怪物を 道具として使うようなイメージは
どうか忘れてください
失礼ながら ポール・ルース博士には
ただちにスキャナー計画を 打ち切るようお勧めします
ルース博士 どうですか?
ケラーさん 昨夜の参加者は 誰が選んだのですか?
25人の裕福で保守的なVIPを 北米中から集めました
そのVIPは厳重に調べたのですか?
高度なスクリーニングを行ないました
それでも暗殺者は中に潜り込めた
- はい - そして6人を殺した?
- はい - どうやって殺したんですか?
調査によると スキャナーの 能力を使ったようです
確認したいのですが ケラーさん
慎重に選んだ観衆の前で 我々全員を翻弄した…
この実に熟練した暗殺者は
スキャナーだったのですか
そう考えています
皆さん 私の返答は 武器としての価値がこのテレパシー…
能力者?
…にあるのは明白ということです
おたずねしますが 博士の計画は236名の スキャナーのリストに基づくものですね?
そうです
その数…その実数は いまどのくらい残ってますか
昨夜最後の1人を失いました
では これ以上計画を続けることは できないのではないですか?
大きな痛手にはなるでしょうが
コンセックは監視していたリストの 人間との接触を徐々に失いました
これは単なる偶然ではありません
私は 計画から失われた人間を使って よそで進行していることがあると考えています
- もっと詳しく頼む ルース博士 - 私の状況分析では
スキャナーを養成する地下組織が
北米のどこかに存在する という結論に達しました
組織化されていて 目的を持った リーダーによって率いられてます
馬鹿げてる 彼らの2人以上を 同じ部屋に入れておくだけで
手が付けられないほど大暴れするんだぞ
それは刺激的で根拠のない挑発に見えるよ ルース博士
誰が組織をコントロールしてる?
この報告書をよく読めば
昨夜 おそらく彼に 会っていることがわかるはずです
名前はダリル・レボック
かつてリストに載っていた男です
作り話だ トレベリアンさん
待って ケラーさん 何が言いたいんだね?
- 競争相手を排除するのです - どうやって?
地下組織にまだ知られていない スキャナーと接触して
彼を協力者に仕立て上げ 地下組織に潜入させるのです
転向させるのかね どうやって?
彼らは皆 傷つきやすい社会不適合者だ 不安定でとても信頼できない
それは彼らの独特な才能を 理解してないからですよ ケラーさん
疑いのまったくない点がひとつある
それはコンセック社が攻撃を受けたことだ
今後の安全を考えても 必ず報復すべきなのだ
ルース博士の提案はとても興味深い
ただ 我々には送りこむための スキャナーが1人もいませんよ
実を言うと
私は誰にも知られていないスキャナーを すでに一名確保しています
特別な素材です
君はきっと無口なんだろうね
ああ
驚くに値しない
無数の声が頭の中に鳴り響いてるのに どうやって自分の声を聞きとれる?
どうやって成長して個性を得られる?
気分はどうだね?
とても…すっきりしている
気に入ったかね? 明快さを
わからない
少し怖いと感じるよ
どうして?
裸になった気分だ
自分で聞こえるのは
- 自分の声が聞きとれる? - ああ
- よろしい - 俺をスキャナーと呼んだが
それは何だ?
ESP能力を備えて生まれてきた 一種の畸形だ
神経回路の障害で テレパシーと呼ばれてるものだ
おそらく病気と言ってもいい
あるいは放射線の影響 本当のところはわかっていない
あんたは?
ポール・ルース博士
精神薬理学を研究していて
とくにスキャナー現象が専門だ
ショッピング・モールにいたあの女性 彼女になにをしたんだ?
俺は何もしていない
彼女のせいだ
彼女が…そうさせた
というと?
彼女のことを考えた
50人ほどがその場にいて 君の邪魔をしたように見えた
- どうしてだ? - うるさかったんだ
- 言葉が次から次へと - 本当か?
唇が動くのは見えなかったろ?
違う 別の声なんだ 唇は通さず 俺に流れ込んできた
止めようがないんだ
私は君にある注射をした
- その声はどうなった? - 止まった
エフィメロルという薬だよ
スキャナー抑制剤だ
普通の人に投与しても何の効果もない
スキャナーに与えると テレパシーの流れを阻害する
声を止めてくれるんだ
- 君の助けになるだろう - どうしてそんなことがわかるんだ?
それが仕事なんだ
ケラーだ
今夜車を用意してくれるか?
-クレイン精神医学学会 no.32407- 1967年1月4日 ダリル・リボック 22歳
何をしたのか教えてちょうだい ダリー
- ドリルで頭に穴を空けたんだ - どこに?
見ればわかるだろ? ここだよ
なぜそんなことを ダリー? なぜドリルで穴を?
潰されそうだった
だから軽くしたんだよ
圧力を抜きたかったの? 頭からそれを出したかったの?
いいか あんたは俺には 何の役にも立たないんだ
何かを頭から出したかったのね?
- ああ - 何を?
人だ
頭のなかに人がいる 悪魔が寄こしたんだ
声のことを言ってるの?
いや 人間すべてだ 腕…脚…手
穴を空けてからどうなったの?
これはドアなんだ 俺はそこを見つめて 奴らが戻って来れないよう見張ってるんだ
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