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ヴァイキングの伝説は語る…
1050年 ヴァイキングたちは 20隻の船で―
ノルマンディーへ 略奪に向かった
彼らは ある修道院で 隠された部屋を見つける
修道士たちは 立ち入らぬよう懇願した
部屋の中にあったのは 金銀財宝ではない
地獄の獣を解き放ったと 理解せぬままに―
彼らは それを船に乗せて 帰途に就いた
ノルウェーに着く頃には ヴァイキングたちは全滅
邪悪な獣は岸に飛び降り―
北欧の森の奥深くへと 走り去っていった
約1000年後…
“ニボ市”
食べる?
もらうよ
怖すぎ
口にチョコが
“ヨナス: 入り江に来ない?”
〈連れてって〉
〈ダメよ 学校の友達と会うの〉
アルトゥル
友達に会いに行ってくる
じゃあ
ターレ
何?
もしよければ 俺のことを“パパ”と…
パパじゃない
そうだな…
車で送ろうか?
ターレ どこ行くの?
学校の友達に会う
どの子?
ママが知らない子
行き先は?
アルトゥルが“いい”って
11時には戻って
多分ね
来たのか
あなたに誘われたからね
よかった
ニボの名所を 見せたかったんだ
名所って?
ここが“入り江”だ
入り江の名前が “入り江”なんて妙だね
湖畔の名前は“湖畔”
町の名前は “町”じゃないけどね
うちの犬の名前は“犬”よ
マジで?
イカれてるな この町に合ってる
座って
ニボはどう?
少し退屈だけど そのうち慣れるよ
前向きだな
何の話?
どうも
我らが愛(いと)しき町を紹介してた
オスロから来た新顔ね
マズいことして 逃げてきたってウワサだ
人を殺した
そりゃすげえ
母親は警官よね?
ええ
飲酒をチクる?
黙ってる
ヨナス
2人だけで話せる?
今?
ええ
来て
分かった 行くよ
ごめん
なぜヨナスと?
お前じゃダメだとさ
湖に投げ込むぞ
やってみろ
本当にやろうか?
人殺しの話をしろよ
やめとく
どこへ? 2人をのぞきに?
誰かを殺す?
あんたを殺す
言うね
〈おやすみ〉
気付いた?
冷蔵庫の缶ビールが なくなってる
そうか?
俺が補充しておく
きっとターレが…
大目に見てやれよ
それより肩をもんでくれ 俺ばかり家事をしてる
仕事が忙しいの
そうだな
いいでしょ お願いだから…
エリン
立って
“ニボ市警”
失礼
地元新聞の記者ですが 質問を…
来たか
記者は入るな
話を…
少女が行方不明だ 名前はエリン・グラン
市長の娘だ 報告するのは気が重い
周辺を封鎖して すぐに捜索を始める
目撃者の少年は ショックを受けて話にならん
君の娘もいた
何て?
君の娘も目撃者だ
そんな
無事だ
本当?
君が話を聞いてくれ
娘は どこ?
ターレ 大丈夫なの?
ケガした? 何があったの?
私の血じゃない
ケガしてない?
私は森に…
森にいたのね?
それで?
そこで何があったの?
何を見たか教えて
分からない
リーヴ こっちに来てくれ
ここです
応援を頼む 血の付いた携帯を見つけた
鑑識係も よこしてくれ
この場所の見張りを頼む
誰も入れるな
規制線を張るんだ
どうした?
それは何だ?
大丈夫?
平気だよ
エリンは見つかったの?
いいえ 今も捜索してる
昨夜 何があったの?
それが…
よく分からない
気付いた時には エリンが何かに襲われてたの
私も倒されて 息ができなくなった
後ろを振り向くと―
エリンが倒れてた
彼女は血だらけで…
“何か”って?
分からない
暗くて
そう
分かった
“ニボ高校”
“ニボ高校” こういう時こそ お互いを 思いやることが大切です
こういう時こそ お互いを 思いやることが大切です
不安を感じた時は 1人きりで思い悩まずに―
友達やご両親に 話すようにしてください
誰かを孤独にしないよう お互いに気を配りましょう
みんな エリンのことが 心配だろう
彼女は とても社交的で みんなから好かれてた
あの夜の話を聞きたいので―
入り江にいた生徒には 警察署に来てもらう
よろしく
“警察署”
みんなで酒を飲んでた
少しだけね
エリンに話があると言われた
何を話したの?
さあね 話す前だった
君は どこにいた?
森の中よ
湖畔にいた
その時 あなたは 誰かと一緒にいた?
1人だった
何か見たか 聞いた?
いや Siriとイチャついてて 忙しかった
エリンは恋人?
違う
でも 仲が良かった?
音が聞こえたんだね どんな音?
叫び声みたいだった
エリンの声だと分かった?
ああ でも訳が分からなかった
何が見えた?
暗くて何も見えなかった
本当に何も見てない?
動物みたいだった
オオカミとか?
何て言うか… よく分からない
思い出す?
何を?
パパのこと
いろいろあったし…
答えて
複雑なのよ
分かった もういい
ちゃんと聞いて
私は…
パパといい関係を築こうと 努力した
パパが病気になった時も…
もういいって
“オオカミの体”
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