Las primeras 200 líneas.
(ナカジ)おい!
(ナカジ)開けろ! おい!
<あのころ 僕たちは 本当の愛を知らなかった>
<そして 本当の愛ってやつが→
時に こんなにも 深く 人を傷つけることも>
(生徒)先生 さよなら。
(ハル)さよなら。
わたし 先生か…。
あっ。 あっ。
どうぞ。 えっ?
これ あなたの方が似合いそう。
「今 何してる?」
「人生最大の決断を 迫られているところ」
「気分は ハムレット」
買うべきか 買わざるべきか…。
(店員)ありがとうございました。 ありがとうございます。
「渋谷なう」
「初任給 出たんで バッグ 買いました」
(店員)どうも ありがとうございました。
「同じく 渋谷なう。 そして ハムレットは→
生きるか死ぬかの 決断をしました」
(シャッター音)
(リンダ)「今 表紙の撮影中」
「渋谷なう。 今日も いい天気。 さて これから どうするか」
「起きたなう。 昨日 飲み過ぎたね」→
「でも 焼酎は のど越しが良くて うまかった!」
「何じゃ そりゃ」 「渋谷なう。 マルキューで…」
(ドクター)「今 急患が 運ばれてきました」→
「これから 手術」
(ツイッターのつぶやき)
「さっき 彼と ケンカした。 恋愛って うまくいかない」
「ダイエット ラストスパート。 この時間が つらいっす」
(ツイッターのつぶやき)
(リンダ)「ところで 今日の 渋谷のオフ会 覚えてる?」→
「集まれる人 来てね」→
「目印は 赤いバラ。 ハッ… なんてね」
(バイブレーターの音)
「もちろん。 行きます。 楽しみにしてます」
(バイブレーターの音)
「こちらも 行きます」
(バイブレーターの音)
熱っ! 熱っ…。 ああっ 大変。 やけど…。
いえ 大丈夫です。 もう ぬるかったから 大丈夫です。
えっ でも 今 「熱っ」て。 いえ 大丈夫 大丈夫。
わたし…。 すいません。 いえいえ 大丈夫です 大丈夫です。
うっ! えっ?
いや 何か わたし 今 変なとこ…?
ああっ。 君って もしかして…。
痴漢? えっ!?
あっ 聞いたことあるよ。 こう わざと→
バシャとか 紅茶とか こぼして そいで ふくふりして…。
あっ ホントに いるんだ。
何 言ってるんですか?
いや もう構わないでください あの ホントに。 大丈夫ですから。
わたし 痴漢じゃないから!
(シャッター音)
「こういうことって あるんだね」
「さっきまで 晴れ渡ってた空に 急に 暗雲 立ち込めるようなこと」
「最悪な男に会った」
「あるある。 俺も今 最悪な気分」
「最低な女に会ったよ」
Title
(光)それで? だから 光も行こうよ。
半年 やりとりしてて 初めて集まろうって。
(光)やだよ わたし ツイッターとかよく 訳分かんないもん。
訳分かんなくないよ つぶやくんだよ。
(光)知らない人同士で? でも まあ 今日 会っちゃえば→
知らない人じゃないし。 (店員)ありがとうございました。
(光)ううんっ。 4歳のお嬢さまでしたら→
こちらのサイズになると…。 いい素材感ですねえ。 うーん。
実は。 実は?
実は あの… どうしても 会いたい人がいるの。
会いたい人? ナカジっていうの。
何か 一番 気が合ってんの。
カッコイイの? まだ見たことない。
すてきなの? まだ分かんない。
好きになりそうなの? あ… それも これから?
でも…。 でも?
何か… ちょっと 運命 感じるの。
(リンダ)こういうのは→
実際に参加してみるのが 一番だと思うんです。
(奥田)うん いいわよ そういう企画。→
薄っぺらい現代の若者の 恋愛事情ってやつ?→
その目で しっかりと 取材してきなさいよ。
(リンダ)あっ 早速 誰か来たみたいなんで。
期待してるわよ。 (リンダ)はい 分かりました。
(女性)わたしも 早く結婚したいな。
(女性)彼氏 つくんなきゃね まず。
(リンダ)ドクター?→
ハッハハ。 へえー 医者? (ドクター)あっ はい。
(リンダ)アッハ… 赤いバラ。 (ドクター)はい 目印。
ええっ 冗談なのに。 (ドクター)冗談?
(光)まだ? ちょっと待ってよ。
第一印象は 大事だからね。
わたし ほら 足さないと。
光みたいに 目も口も鼻も大きくて→
派手な顔立ちだったら いいけどさ。
もっと 普通に褒められないかな。
ねえ ちょっと 盛り過ぎじゃない?
ギャルじゃないんだから 盛るとか言わないでよ。
言っていい?
そんなんだから 彼氏いない歴 生まれてこの方 24年。
月子のために ついてきたんだからね。
今日こそ 勝負だと思わなきゃ。 気合よ 気合!
(リンダ)これ 「初めまして」で いいんだよね?
だって 会うの 初めてだもんね。 はい。
えー リンダこと 市原 薫。 雑誌の編集 やってます。
で… こちらが ドクター。 秀徳病院の先生だっけ?
(ドクター)あっ はい。 僕 カン・インソンといいます。
韓国から 5年前に こちらに移りました。
へえ 韓国の人なんだ。
あっ でも 日本語ペラペラですよ。
(リンダ)でも すごいよねえ 韓国から 日本の大学 入って→
医者になるなんて。 (ドクター)大したことないですよ。→
でも 結構いますよね。 韓国の先生って。→
ちょっと。 あっ どうも。
わあ すごい。 お医者さん。
≪(ドアベルの音) (店員)いらっしゃいませ。
(リンダ)何か 妙なもんだよね。→
ツイッターじゃ みんな ぽんぽん しゃべってんのに。
ホント。 何か 距離感が つかめないっていうか。
ねえ…。 でっ そちらは? (光)あっ 月子…。
あっ いや ハルに 無理やり 連れてこられました。
ハルとは 高校からの同級生。 西村 光っていいます。
何やってますか? もし 聞いていいなら。
キャビンアテンダント やってます。 (リンダ)ああ スチュワーデスだ。
でっ こちらも…。 あっ わたしは→
あの アカウントは ハルで で… 本名は 一応 水野 月子。
桜のころに生まれたので それで 何となく ハル。
高校の先生 やってます。 (ドクター)先生ですか?
あっ…。 ≪(ドアベルの音)
(リンダ)ねえねえ… あれ ナカジじゃない?→
あっ 人 捜してるっぽい。 ちょっと貸して。
(光)悪くない。 イケてるよ。 (リンダ)ナカジだよね?
当たり。 えーと… リンダ。 当たり。 すぐ分かった?
雰囲気で すぐ分かった。 (リンダ)ホント?
遅れて ごめん。 いやぁ あの さっき ひどい目に遭ってさ。
ズボン そこで 買って 着替えてきたんだよ。
(リンダ)ひどい目って? コーヒー ぶっ掛けられて→
女の痴漢? (光)えっ 痴漢?
(ドクター)すごいね。 また そんなの いるんだ?
(リンダ)最近 すごい 多いらしいよ。
そんなことより まず 自己紹介か。あっ みんなね 一とおり 済んだ。
まあ じゃ さくっと。 俺は カメラマン。
本… 本名も言うの? うん どっちでも。
まあ もったいぶるんでもないし。 中島です。 だから ナカジ。
で…。 俺が リンダ。
あっ ちょっと 待って 待って。 当ててみる。
えっと リンダってことは…。 あっ ドクター。 先生だ。
(ドクター)当たり。 あの 僕 韓国人です。 よろしく。
あっ よろしく。 それで 平仮名 多かった。
(ドクター)まだ 書くのは ちょっと。 あっ じゃあ えっと ハル?
(光)外れ。 わたしは 新入り。 光っていいます。 ハルは こちら。
ハル?
どうも。
えっ? (リンダ)あっ 知り合いなの?
いやいや…。 いや 何かね 初めて会った気がしなくて。
(ドクター)あっ ねえねえ みんな 集まったし→
写真 撮りますか。 (リンダ)早くない?
(ドクター)じゃ あの 記念ですよ 記念。(リンダ)OK OK。
(ドクター)じゃ えー あっ ナカジ もうちょっと 中 中…。→
じゃ 撮りますね。 (リンダ)はい。
(ドクター)じゃ 「はい キムチ」って 撮りますね。→
いきますよ。 はい キムチ! (リンダ)キムチ。
(シャッター音)
あっ ちょっと ごめんなさい。 (リンダ)もう一回 いこうか。
うまく撮れなかった。 もう一回 いいですか?→
はい いきます。 はい キムチ! (リンダ)キムチ。
(シャッター音) (ドクター)OKです。
(リンダ)えっ すごいじゃん。 『VOGUE』とか→
『ELLE JAPON』とかでも撮ってんだ。クレジットも出てる?
まあ… たまに。 今度 見せてよ。
うん。 (リンダ)すいません。
こういうのって あるんだね。 (リンダ)うん?
ネット上の集まり? うわべだけの関係が→
本当の友達になっていく みたいな。
あっ… 違う。
実は 今 あんまり 頭 働いてなくて。
あの 時差ぼけ。
昨日 ニューヨークから シカゴ 回って こっち 戻ってきたばっかりで。→
ブロードウェーでは 『スパイダーマン』が 人気なんだって。
(リンダ)あれ? 『スパイダーマン』って もう やってたっけ?→
俺 雑誌の編集やってるからさ そういう情報ばっかり 早くてね。
もう一皿 頼もうか。 いいえ 結構です。
(ドクター)じゃあ カラオケ行きましょう!カラオケ! 二次会ですよ 二次会!
よし 行こう! (ドクター・リンダ)行こう!
あっ わたし 帰ります。 ああ 俺 帰るわ。
えっ。 あっ そう? (ドクター)残念だな。
じゃ まただね。
(ドクター)じゃ 行きますか。 じゃ 気を付けて。
残念 またね。 (リンダ)またね。
いってらっしゃい。 また。
言うわりに 残念そうでもなかったけど。
さて 帰りますか? 別に あなたと帰らないけど。
あっ そう。
何で ついてくんの? わたしも こっち。
いや 俺も こっち。
「わたしも」とか 言いたくないけど。
はあ? わたしもの 「も」が嫌。
わたし「は」って 言いたいけど。
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