Las primeras 200 líneas.
(ひかり)「先輩が眠っていたので 代わりに私が打っておきました」
「よく分からないところは」
「適当に想像しながら 打っちゃいました」
(長谷川)何だって!?
(永井)どういうこと?
「あとでちゃんと訂正しますので 安心してください」
武史 悟 ご飯だよ
早く食べないと 学校遅刻しちゃうよ
(悟)はーい
≪(武史)何これ? えッ?
ご飯ないじゃない
お姉ちゃん ダイエットしようと思って
ダイエットなら自分一人でやれよ
どうせお米買うの 忘れちゃったんでしょ
忘れたんじゃなくて…
買うお金がなかったの
マジ? マジ
(芳江)ああ~ッ 私たち一家もおしまいだ
一家心中? はッ?
一家心中? 何バカなこと言ってんのよ
イタッ! 何で俺まで
あんたが 余計なこと教えたんでしょ
誰だって知ってるよ 子どもじゃないし
子どもじゃない 稼ぎもないくせに 何 生意気言ってんのよ
こえ~ッ どうしようか
どっかでお金借りようか
お父さんの借金が あれだけあるんだから
これ以上 借りられるわけないでしょ
それじゃ 悟が言うように?
大丈夫よ もうすぐ 私が今働いている
お給料が入ってくるから
でも あんたの稼ぎじゃね
大した額じゃないだろ?
それはそうだけど
母ちゃんも働けばいいじゃない 文句ばっか言ってないでさ
ちょっとあんた
私の体が弱いこと知ってて そんなひどいこと言うの?
ひどい!
お母ちゃん泣かないでよ 私が何とかするからね
あんたたち さっさと食べて学校へ行く
はーい
それじゃ いただきます
(小宮山)何だね これは!
申し訳ありません
君がわざわざ 家まで来て頼むから
時間をさいて書き直したんだ
それをどういうことだ!? 勝手に手を入れて
私の原稿が そんなに気に入らないのか?
だったら 降りたっていいんだよ この仕事
まあ先生 そうおっしゃらずに
先程も説明いたしましたように
ちょっとした手違いがあって このようなことになりましたが
先生の原稿は今 別の者が ちゃんと清書しておりますので
今日もまた 佐久間君 来てないね
えッ?
私の原稿を 素人が手を入れるなんて
大事件だよ
それなのに責任者は誰も来ない
ですから 全責任は私が…
君はまだ そんな立場じゃないだろ
知ってるんだよ
君は佐久間君と その なんだ…
いい関係だっていうじゃないか
だから プロデューサーになれたんだろ?
いいえ そんな
そんなんで 責任が取れるわけないじゃないか
(長谷川) 申し訳ありませんでした!
何で小宮山先生の原稿 勝手に書き換えたの?
しかも本人にメールで 送るんだから信じられないわ
先生 怒ってましたか? 当たり前でしょ
あんたこんなことやってたら クビが飛ぶよ
分かってるでしょ?
長谷川 これ本当にあんたが打ったの?
あんたにそんな大それたことが できるとは思えないのよ
一体 誰?
最初の方は自分で打ってたんです
でも 眠くなってしまって
打ち直した人間 連れてきなさい でも…
早く!
(熊野)東大出のお嬢さんのドラマ 作家ともめてるな
(佐久間)そうなんですか?
知らないのか? 無責任なやつだな
僕は ほら 部下を信頼して 任せてますから
それに後半の展開を 書き直してもらえって言ったの
局長じゃないですか
今朝 作家から電話があった 失礼します
小宮山先生が局長に?
永井がやっこさんの原稿に 手を入れたらしい
それは大胆というか 頼もしいというか
お前も行ってさ 頭下げてきた方が いいんじゃないのか?
僕なんかが行ったら 火に油を注ぐようなもんですよ
女が行くから その程度で済んでるんです
まあ それも言える すみません
お前もさ のんきなこと 言ってられる状況じゃないんだぞ
これ以上数字が下がったら 最悪の決断もありうる
打ち切りですか
甘い
あッ!
お前が飛ばされるんだよ
あーあ せっかくきれいにしたのに
何だよ だったらもう一度きれいにしろよ
それがお前の仕事だろ
そりゃあ 私の仕事だけど あんな言い方ないじゃん
イタッ!
イタタタッ! あッ!
大丈夫ですか 長谷川先輩!
ひかりちゃん ちょうどよかった 捜してたんだよ
えッ 私?
あなたがやったとはね
原稿を打ったのは 確かに彼女ですけど
僕のために よかれと思ってやったこと…
長谷川 あなたは仕事に戻りなさい
原稿 終わってないでしょ
スタッフみんな待ってるんだから さっさとやりなさい
はい
何で勝手にこんなことしたの?
それは 長谷川先輩が 疲れて寝ちゃってたんで
でも 何かとても大事なものだって 言ってたのを覚えてて…
《これ 今日中に 清書しなきゃいけないんだ》
私 学校で ワープロ検定の授業受けてて
少しは自信があったから
あなた原稿どおりに 打たなかったでしょ
それは原稿の字が 汚くてよく読めなくて
だから途中から 想像して書いてたんですけど
そしたらだんだん イメージがふくらんできて
何でそんな勝手なことするの?
そっちの方が おもしろいと思ったから
あなたは余計な仕事を 増やしただけなの
あなたのせいで みんな迷惑してるの
またすぐ泣く
泣いてません
泣きたいのはこっちの方よ
とにかく 二度とこんなことしたら 承知しないからね
はい すみませんでした
≪(早苗)どうしたの?
うん…
何かあった?
私 怖い顔してる?
してる
(ため息)
冗談よ 何?
今日 若い女の子泣かせちゃってさ
聞いたわよ 掃除に来てる子でしょ
ウチの若い子がうわさしてた
で 何やらかしたの その子?
話せば長くなるんだけど… だったらいい
まあ 悪いのは結局 長谷川なんだけどね
また 長谷川君?
また 長谷川君よ
あの子も顔はいいのにねえ
いいか? あれ
あら 総務じゃ すっごく人気あるのよ
母性本能くすぐられるって
どうぞ持ってってください 私が欲しいのは仕事ができる男
あんな見かけ倒しの男 いらないわよ
あのね 今時 顔がよくて 仕事もできる男なんて
なかなかいないわよ
いたってあんたの下に つくわけないじゃない
まあ そりゃそうなんだけどね
あんたの場合 仕事のできる女を 育てた方が早いんじゃないの
ただいま お母ちゃん ただいま
やかんかけっぱなしだ
母ちゃん やかん危ないよ
母ちゃんどうしたの? 悟 こっち来るな!
≪(信子)あんた 食事は?
私は今 ダイエットしてるんで
(おなかが鳴る)
ホントにおいしそうですね それ
おいしいわよ あげようかと思ったんだけど
ダイエットしてるんじゃね
(電話のベル)
(塚田)はい 若葉ビルメンテナンスです
えッ? 誰?
ああ ちょっと待って
おい 浅田
弟さんから はい
ダメだよ 私用電話は すみません
もしもし どうしたの?
(武史)姉ちゃん 大変だよ 母ちゃんが 母ちゃんが!
えッ!?
姉ちゃん 悟 お母ちゃんは?
こっち 行こう
お母ちゃん!
お母ちゃんは? 今 寝てるよ
一体何があったの?
学校から帰ってきたら 母ちゃん 倒れてた
倒れてた?
母ちゃん 血吐いてた
血!?
ねえ お母ちゃん 白血病?
バカ!
テレビの見すぎだよ 違うの?
違うに決まってるだろ
だったら 死なないよね
大丈夫だよ お母ちゃんが死ぬわけないでしょ
あの… プロデューサーの 永井さんですよね?
はい? 若葉ビルメンテナンスの塚田と申します
このたびはウチの若い子が 大変ご迷惑をおかけしたそうで
申し訳ございませんでした
若い子って?
No comments yet. Be the first to leave one.