Esimesed 200 rida.
(仲居) 失礼いたします→
こちら頂いて行きます。 (板前) はい。
もうちょっと 厚く切ろうか。
(仲居頭) 松の間さん 「若竹煮 まだか?」って。
(板前) 煮物 急げ! はい。
(村木新吾) お世話になりました。
(着信音)
はい。
(岸野 宏) おう 俺や 仕事中か?
いや。
そうか 何べんも悪いなぁ 例の話なんやけどさ…。
あぁ レストランか? その話だったらさ…。
高校はな お前を 受け入れるって いっとる。
えぇ?
校長に 掛け合ったんや 臨時採用やけど→
お前を教師として迎え入れるって いってくれたんや。
おい ちょっと待ってくれよ 宏。
俺は どうしても お前と一緒に仕事がしたいんや。
そりゃ もう 「一流料亭の 花板になる」いう男に→
無理いっとんのは 百も承知しとる。
せやけどな 新吾 俺はな…。
俺らが生まれ育った町を どうにかしたいんや。
なぁ 町のために→
高校生レストランは 必要なもんなんやって。
俺に 力 貸してくれ 頼む。
前にも 言っとった通り 1年とは いわへん 半年で ええ。
レストランがオープンして 軌道に乗るまで 面倒 見てくれ。
お前の店のほうには 俺からも 頭 下げに行く。
何やったら これから行っても ええんやで。
おい 聞いとんのか 新吾。
ああ。
せやったら 何とか いえ どうなんや?
(通話を切る音)
(仲田) 遅刻やで~!
ヤバ! ヤバい!
(仲田) ≪遅なって すいません≫
(佐藤) そういうわけなんで 今日 この調理クラブの→
新しい顧問の先生が おみえになる。
オープンまで1か月 みんな 新しい先生の下で頑張ってくれよ。
(真衣) あの 教頭先生…。 はい。
(真衣) 影山先生は もう 来うへんのですか?
おかあさんの看病せなアカンから 退職されたんや。
(坂本陽介) 新しい先生は どんな人なんですか?
アッハハ…! 心配いらん。
銀座の一流の板前やそうやに。
(佐藤) 町役場の岸野さんの 折り紙付きや。
そうやったね? 吉崎先生。
(吉崎) そう聞いておりますが 私も詳しくは…。
(仲田) 銀座って東京の?
(田村) 一流の板前やて。
(ざわめき)
一流の板前の人が こんな田舎に来ると思う?
乗ってへん。 (仁美) えぇ?
(けいすの音)
(村木定俊の読経)
(ベル)
(村木 遥) は~い。 (ベル)
はい 常圓寺。
あぁ 岸野さん?
あっ もしもし? あいつ いや 新吾 そっち行ってへんよな?
お兄ちゃん? ううん 一緒ちゃうの?
それがやな 約束の電車に あいつ 乗ってへんのよ。
(仁美) は~ん 今どき 感心ですね。
あぁ! おった おった!
おおきになぁ。 あっ いえいえ。
おい お前 着いとったんか! 痛い 痛っ。
お前は 相変わらず暑苦しいな…。 うっさいわ!
でも よう来てくれた。 ああ。
あぁ! あ?
カバン! カバン! 俺のカバン…。 どないした?
よいしょ ちょっと… 大丈夫? 大丈夫?
ハッハッハッ…。
どこ行くん?
(けいすの音)
ご焼香を。
(岩瀬) 高等学校教諭Ⅰ種免許状 村木新吾さん。
あっ はい。
しかし 変わりましたやろ。 はい?
岸野さんと あなたが 通っていた頃と比べて わが校は。
あぁ いえ まぁ。
クラスの数が減ってるのに ビックリしました。
地域全体が しぼんどるんです。
せやから 町おこしで→
高校生に レストランをやらせよう っていうアイデアが出る。
岩瀬校長 生徒らも待っとります。
早速ですが 先生をレストランに。 ああ。
ただ これだけは いうときたい 村木先生。
はい。
レストランという箱物は 町のもんやが→
そこで働くんは わが校の生徒や。
(岩瀬) 高校生らしいレストランに してください。
お願いします。
あぁ どうも。
(佐藤) いや しかし 4月のオープンを 1か月後に延ばした時には→
どうなることかと ヒヤヒヤしましたが→
これで何とか 間に合いますな ハハハ…。
えっ 1か月後?
あぁ そうや 何や→
全国の受験生から 問い合わせが 来とるらしいですね。
ハハハ… おかげさんで→
来年の新入生 結構 増えそうなんですわ。
高校生レストランは 全国で初めての試みやからね。
注目されとるんですわ。 あぁ 教頭 もう ここで。
あとは 私が案内しますんで どうも ありがとうございます。
そうですか ほんなら よろしくお願いします。
なぁ 宏。 ん?
1か月後のオープンって? あぁ…。
まっ 歩きながら話そうか。
うわ~ ハハっ。 どや? 懐かしいやろ。
剣道部の朝練な ハハハ…。
めっちゃ しんどかったな もう 眠たて眠たて。
あれは キツかったもんな。
あぁ さっきの話だけどさ…。
何や?
レストラン 1か月後オープンって 本当か?
あぁ… まぁ その話は 後で ゆっくり。
聞いてないぞ 俺 そんなこと。 まず 生徒に会え。
ここかぁ。
おぉ~ みんな来とる ようけ おるな。
戸倉さんが張り切って 「部員 全部 呼べ」っていわれて。
(水野) ちょっと 借りる。
(佳世) 勝手に ウチらの野菜 持って行かんといてください。
(美穂)あんたら 作り過ぎちゃう? (裕子)そう?
(小百合) 大丈夫ですよ ウチら食べるし。 なぁ!
(中村) おい お前ら ちゃんとせぇよ。
(生徒達) は~い。
(戸倉) いやいや いやいや… ええなぁ 高校生らしい。
写真 頼むで。 はい。
(彩那) 新しい先生って どんな先生なんやろ?
イケメンやったら どうする? 真衣。
どうも しやんし。
せやけど 銀座の板前やった先生に 教わるって→
考えただけで ゾクゾクせぇへん? プロ中のプロやで。
ゾクゾクも ええけど ダシ汁 煮立っとるよ。
うわ ホンマや。
揚がんで。
(彩那) うわ~ キレイに揚がったなぁ。
坂本先輩 やっぱ天才やんなぁ!
あぁ そや。 あ?
紹介が まだやったな。 ああ。
お前の助手や 都甲君。 俺の助手?
都甲仁美です。
よろしくお願いします。 うちの課の派遣さん。
経理やら 雑用やら さしてもらいます。
課長。 (戸倉) おぉ いいから 見てみ→
すごいよ これは まぁ~ ホンマ。 楽しそうにやっとる。
≪おい! ハンバーグもあるで! ハンバーグ≫
(仁美) 村木先生。
(仁美) 課長 村木先生 来られました。
いや~! はじめまして 観光課の戸倉です。
今日は 仕事始めと伺ったんで 取材も兼ねて。
(戸倉) いや もう 見てください→
みんな 自信作を 先生に食べてもらいたいそうです。
新吾… いや 村木先生。
まずは 生徒のみんなに挨拶や。
うん。
あの人が 一流の板前やったんか。 (彩那) カッコええやん! なっ。
どないしたんや 新吾 挨拶や。
え? あぁ…。
え~… 村木です。
早速で悪いんだけど このクラブの部長 誰かな?
はい! 僕です。
ここにある天ぷら 揚げたの誰? その天ぷらは 坂本君が。
坂本です。
うん。
うん いいエビだ。
けど 問題がある。
部長。 はい。
そこの換気扇 最後に掃除したの いつだ?
お前 前髪をしまえ。
それから この床 釜 鍋 いつ磨いた?
(中村) え~っと…。 もう いい。
全員 厨房から出ろ。
(中村) えっ!?
(ざわめき)
聞こえなかったか? 全員 厨房から出ろ そこのカメラもだ。
何や? 突然。
部長! まず 掃除からだ。
すいません 邪魔なんで 帰ってもらっていいですか?
えっ!
ここの やり方は あの男に 全て任せてあるんです。
ほら 早くしろ!
あの~ 先生 ウチら ケーキ 作っとっただけやし。
これ片付けるだけで ええやろ?
(田村) 俺ら 見とっただけやし。
(佳世) ウチらも 塾あるし 帰っていいですか?
≪俺も帰りたいです…≫
ああ 好きにしろ!
その代わり 今 帰った者は 明日から来なくていいからな。
村木先生 それ ちょっと…。
ブラシの数 足りんのか? 足りなかったら タワシ使え。
(仲田) タワシ!? 手ぇ 汚れるわ。
(騒ぎ声)
当たり前だろ!
厨房や道具を手入れするのは 料理の基本だぞ!
嫌なら帰れ。
何か 感じ悪い。
せやな 面白そうやから入っただけやし。
(田村) 俺 帰るわ! ≪俺も帰ろ≫
やってられんわ。
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