نخستین 200 خط.
- 辞令か? - ああ。
報告を済ませろ。外出は禁止だ。自由時間はない。
了解。
- ミッチはどこだ? - 2、3ヶ月前に死んだよ。
- どうして? - 朝、目覚めなかったんだ。
俺は彼の元同僚で、バクスターという。元信号兵曹長だ。俺が後任だよ。
- 全部か? - ああ、全部だ。
ウイスキーをシングルでくれ。
- いい奴だったんだがな。 - 上陸許可はまた出たのか?
いや。新しい船に転属なんだ。 サン・パブロ 号さ。
そんなのくれてやる。あんな砲艦、何にもなりゃしねえ。
- エンジンはあるんだろ? - ああ。
それなら、何の意味もない。
- 私のこと好き? - まあ、水兵さんならみんな大好き!
制服に弱いんだよ。
脅して友達になれるわけじゃない。
- その通りだ。 - じゃあ何のために?
いいか、ジェイムソン。砲艦とその象徴を憎むのは勝手だが、
宣教師の君たちが居られるのは、我々がいるおかげだ。
- 異論があるな。 - いなければ中国人に追い出されているさ。
彼らは君たちを憎み軽蔑している。自覚はあるか?
私は愛をもって応えたい。銃よりも神を信じたいのです。
そうは言うが、反外国暴動が起きるたびに、
何度砲艦に避難してきた?
恥ずかしながら2度。だが、二度としない。
私はハミルトンだ。
- ホルマンだ。 - 初めまして。エッカートさんだ。
こちらはジェイムソン氏。ご存知の通り、宣教師だ。エッカートさんもな。
- こちらはアウトスカウト氏。 - 初めまして。
英国人だ。
- どこへ向かうんだ? - ああ、 サン・パブロ 号だ。砲艦さ。
私なら、時間があるうちに海に飛び込むね。
- 彼女について何か知ってるのか? - いや。
中国中部の米軍砲艦は、現地では笑い種ですよ、ホルマンさん。
- 一番厄介なのが サン・パブロ 号だよ。 - そうなのか?
米西戦争後にスペインから受け継いだ代物だろう。
俺はその時いなかったな。
揚子江の本流には出させてもらえず、小さな支流にいるのさ。
知ってるはずだ。長沙の近くで活動している。
- ああ、知ってる。 - ジェイムソン氏は砲艦がお嫌いでね。
どこの国の旗であろうとだ。英、仏、米…。
列強がこの国に行ったことの象徴だ。
国だと? 馬鹿馬鹿しい。
盗賊、軍閥、暴徒、略奪と混乱のパッチワークに過ぎん。
中国が自国の秩序を取り戻せないのは、
君たちの不平等条約に縛られているからだ。
外国人が税を徴収し、税関や郵便を牛耳っている。
外国人は法を超越している。フランス人が
アメリカで罪を犯しても裁かれないとしたら、我々は許すか?
中国の司法を知っているだろう。
拷問による自白、汚職…。
軍閥の処刑人が街を歩くのを見たか?「お前だ」
「ああ、お前か!」
面白いとでも?
あんたのやり方が面白いよ。
ああ、そういうこともある。だが彼らは努力している。
責任ある中国の指導者たちは秩序を立て直そうとしている。
- 南からの国民党は… - 暴徒さ。俺には脅威にしか見えない。
複雑で痛ましいな。
中国とその苦悩を若い諸君に託す。哀れみとともに。
そして願わくば 君 に、何が起きているのか理解してもらいたい。
多くの人々が死なねばならない理由を。
善人も、悪人も…罪なき者も。
- 失礼だが、たわ言だ。 - かもしれん。
必要なのは断固たる態度だ。
それが君たちのここでの仕事だ。
おい、聞いてくれ。俺はエンジンを動かしてる。
他は全部「見世物」さ。
- 何だって? - 権威付けだよ。将校たちのためのな。
俺は関わらない。
やめないでくれ。
もう無理だ。ただの蝶々とウサギさ。
川を上るのは初めてか?
ああ。
昨夜の話は理解できたか?
- 政治の話だ。 - もっと知りたいな。
宣教師じゃなくて教師なんだ。教えるなら、もっと知っておくべきだと思って。
あの連中を教えるつもりか?
ああ。
故郷のバーモントで高校の教師をしていた。
- 出身は? - ユタ州グローバーで生まれた。
だが故郷は、乗っている艦そのものさ。
機関士なのか?
大型艦のエンジンの方が興味深いんじゃないか?
指図してくる奴が多すぎる。
ああ。
小艦には軍隊特有の糞みたいな理屈がない。
放っておいてくれるんだ。
戦争中、海軍に兄がいた。
予備役の中尉だった。
そうか。
- 海軍は長いのか? - 9年だ。
- ここには? - 7年。
中国駐留の水兵は、ほとんど帰らない。
20年、30年勤めて、中国人女性と暮らしてバーを開くのさ。
なるほど。
自分でも問い続けてるんだ。何のためにここにいるのかと。
少し怖いんだ。
ロマンチックかもしれないが、何かに巻き込まれたかった。
ある夜、ジェイムソン氏が教会の地下でカラーのスライドを見せてくれた。
彼の伝道地、チャイナ・ライトのスライドだ。
- 契約期間は? - 7年だ。
あの連中も教育が必要だろう。
腕が良ければ、降格はさせられない。
俺みたいに、エンジンさえ扱えればな。
牧師は「善良なアメリカ娘は中国駐留の水兵とは話さない」と言うだろうさ。
兄さんのいた海軍とは違うんだ。
恥ずかしい思いをさせたなら謝る。
いいえ。
さようなら。
彼の人生を思うと、悲しさを禁じ得ないわ。
ああ、彼が別の人生を望んでいれば悲劇だろうな。
だが望んでいない。彼らは人生を極めて単純なものに還元しているんだ。
命令に従う限り、海軍が面倒を見てくれる。
ある種の人間には魅力的な生き方さ。
行こう。
- やあ、持っていこう。 - 自分でやる。
- 荷物は全部任せてくれ。 - よし、やれ。
- 分かった。 - 早く!
- あいつ、物を運ぶのが好きなんだな。 - あれが彼の生活の糧なんだ。
ホルマンだな? いつ来るかと待っていたよ。
上海で少し手間取ってね。ここを見つけるのが大変で。
2年に1度の整備で文明に触れるくらいさ。
サン・ペブル号へようこそ。俺たちはそう呼んでる。俺たちはサンド・ペブルズだ。
- フレンチ・バーゴインだ。 - 機関士官はいるのか?
いない。艦長と副長だけだ。君が機関科の最先任だ。
- そうか。 - ウォンが寝床へ案内する。
先にエンジンを見たい。
すべて正常です。見てやってください、ご主人様。
どこも異常なし。大丈夫です。
やあ、エンジンよ。
ジェイク・ホルマンだ。
コーヒーか、水兵さん?
ああ、いいぞ、ウォン。
バターは終わりか?
ようこそ。俺はブロンソンだ。
- どうも。 - 名前は?
- ホルマンだ。 - スタウスキー。機関兵曹だ。
- あっちがファーレン、二等甲板兵曹。 - やあ。
- あの赤毛はシャナハン、事務兵だ。 - そう、俺がレッド・ドッグだ。
- 「尻に噛みつく」レッド・ドッグ・シャナハンさ。 - レッド・ドッグ、やめろ!
- ジェニングス、衛生兵曹。 - やあ、ホルマン。
長沙の「レッド・キャンドル」で豚野郎に会ったら、衛生兵が一番の味方だぞ。
だろ、クロスリー?
ホルマン、最後の艦は?
アジア艦隊の旗艦だ。
- ハリス、電気兵。艦内で一番口が悪い。 - だから俺を怒らせるなよ。
- 朝飯は何がいい? ウォンに言え。 - 卵だ。
- いくつだ? - 6つほど。
- 分かった。両面焼きか? - ああ、それでいい。
- ハムは? - ああ。
- いいか、ウォン? - 分かりました。
サンド・ペブル号は見栄えは悪いが、間違いなく家であり、食い扶持だ。
- 全くその通り、フレンチ。 - 教えてやってくれ。
おいホルマン、クリップ・クリップが髭を剃ってくれるぞ。
髭剃りは自分でやるのが好きでね。
あいつの生活の糧なんだ。
人の糧を奪いたくはない。
分かった。
- よくやった、クリップ・クリップ。 - 今朝の朝食は最高だったな?
行くぞ! 来い!
早く早く。
動け動け! 整列しろ! 行くぞ! ハップ!
急げ急げ! 全力で!
行くぞ! 整列!
右へならえ!
直れ! 点呼!
- ホルマン! バーゴイン! - バンクス!
- ペルナ! シャナハン! - はい!
- コルゲート! トロイス! - はい!
- クロスリー! - マクドナルド!
- ヘイソーン! - はい!
- 報告! - 甲板・砲術分隊、全員揃っています。
機関・航海分隊、全員揃っています。
- 乗組員全員、異常なしです。 - よろしい。
- 配置! - 8時です、艦長。
実施しろ。
気をつけ!
- 解散! - 了解!
よし、チーフ、解散させろ。
- 解散して作業に戻れ。 - 解散!
ホルマン、ようこそ。俺はウェルベック、先任兵曹長だ。
新人の記録は見ましたか、ボルデルスさん? どう思いました?
優秀な機関兵のようです、艦長。
- 勤務評定は? - はい、全て4.0です。
指導力を除いては。9年で7回の転属とは。
戦闘訓練の時間です。何をしましょう?
- 右舷からの強襲撃退訓練だ。 - はい。
総員、右舷強襲撃退配置!
- 強襲撃退! - 急げ、ホルマン。
ウエスト・パーティのホースを頼む。俺はフランクスだ。
よし、これを持て。
ウエスト・パーティ、配置完了!
下がれ、この野郎ども!
下がれ、下がれ!
ホースを支えろ!
よし、水を流せ。
- 訓練終了! - 訓練終了!
訓練終了!
- いつもこんなのか? - 日曜以外は毎日だ。
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