نخستین 200 خط.
チョコザイ君と出会って ひと月 別れの日は ついに訪れました
グランドプリズンのホットドッグ 食べに行こう
カレースープもください オフコース
お前の好きなオニオンも たっぷり入れてもらおう
ワオー
バーイ
やっぱりイヤ こんな最後
チョコザイ君!
泣くな もう
泣くな 泣くな 泣くな もう
3回 言うてんから アップデートしろ
なッ もう!
ねえねえ ねえねえ…
もう絶対
離れません
はい
う~ん…
バイバイ
よし 帰ろう!
きっぱりと別れたはずなのに
やっぱり 私は吹っ切れていませんでした
3日3晩 枕を濡らし続けたのです
ねえねえ 泣いたら前が見えないよ
あッ チョ… チョコザイ君!
チョコザワです ニ~
主任 いたずらはやめてください
子供か…
「七転七起」じゃないのか?
今のは 8回目の転びです
いつまで泣いとんねん
今は泣いてもいいんです!
お前が警察辞めて やりたかったのは 泣くことか
《今まで お世話になりました!》
《(中津川)正しくは》
《「退職願」でしょ?》
ううん 違います
私がやりたいことは…
こいつ 買ってきたぞ
うおッ ドブネズミ!?
「ドブネズミ」言うな こいつは チョロのモデルになったネズミ
チョロ? 「デグー」っていうそうだ
でぶう?
でぶう… デグーだ!
別名 アンデスの歌うネズミ
これ デグーの飼い方
へえ~
初めまして チョロです
お名前 何てえの?
やっと泣きやんだな
ほれ! ああ~
コロコロコロッケプレミアム
キター!
子供か…
そして チョコザイ君のいない
私の新しい人生が 始まったのです
チョコザイ ああ~
チョコザイ 元気か? よしよし
私が本当にやりたかったこと それは…
チョコザイ チチチッ
よいしょ これでいいっかな
チョコザイ
敏腕美人刑事の異名を取った この私が
第二の人生として選んだ道は…
う~ん まだまだイケんじゃん
よッ よッ
あッ セーラー服
カ・イ・カ・ン… なんつって
これが 耳付き
萌え~な感じ
よし!
よし! これで ほぼOKと あとは…
何が ほぼOK?
主任 いたんですか ていうか 怖い
ここは私が借りてる部屋だから いても おかしくないはずですが
それはいいとして 今日から
ここから そっちが 主任の生活スペースで
ここから こっちが 私の探偵社です
俺の生活スペースにある この機械とイスは?
ああッ 勝手に触らないでください
主任がいないときは待合室として 待て 待て
何で俺の部屋に お前の探偵社がある?
まさか
やッ…
…とのことで探偵社を開いた私に 出てけって言ってるんですか
そのとおり 伝わってよかった お前の汚い荷物 いいから出せ
ここ 私の父が貸してるアパートですよ
マンションだ 家賃払って 契約をしてるのは この俺だ
男の人って 理屈っぽいからイヤ
理屈じゃなくて 法律の話だ
急に追い出されたら 私 どこで 探偵やったらいいんですか?
おッ! おッ?
うわッ ちょっと危ない
主任! 危ないって
お主 はかったな!
ヌオホホホホッ こら やめい!
目の前に お前の部屋があんだから ここでやりゃいいだろう
そういえば 父からのプレゼントです ごまかすな
父が いまさらながら心配して 用意したんです
おッ ホントだ
主任はバツイチで独身だから
きっと オナベかオカマだろうって
何でやねん 微妙に違った
お鍋やお釜 持ってないだろうって
ほほう ありがたいね どうぞ使ってください
これで よし! 何でやねん お前
何しとんねん お前は
おお~ ほう
鍋ちゃうやん 何や このズタ袋
私の冬物!
あッ 主任 入らないでください
こっから私のエリアです~
NIITAIDAI!? すごいな お前の大学
意外と あったかいんですよ これ 懐かしい~
あッ 片づけろ
は~い
何やねん もう! これも違った
おお~ッ グレゴリー
キザカワウス…
はい! お前が返事するな
片づけといてください
ウチのグレゴリーちゃん 見つかったって…
昨日 やっと見つけました
おッ… よろしく
ジャーン
ジャーン
あの… ウチのグレゴリーちゃんは どこに?
えッ? グレゴリーちゃん
違います グレゴリーちゃんは もっとギザカワユス!
ちょ ちょっと 主任 持ってて
だって
この猫ですよね?
そうです この子です 全然違うじゃないですか
えッ?
どう見ても 同じ猫ですよね
そんな ひどい
ぬか喜びさせて いや…
ゆうべ 電話もらったとき
父も母も祖父も祖母も 大喜びしたんですよ!
すッ すいません 弟や妹は跳び上がって喜んで
上と下の姉は キャットフードも たくさん買ってきて
真ん中の姉なんか 真ん中の姉!?
特に三つ子の兄は喜びすぎて 三つ子の兄…
ああ~ まあ とにかく 引き続き捜査しますから
もういいです! 他の猫と グレゴリーちゃんの区別がつかない人に
捜せるはずないですから! フンッ
ああ~ ちょ ちょっと
おお~ おお~
他の探偵に頼むんで お金返してください!
いやいや まだ一銭も もらってませんけど
チッ 失礼します
舌打ち!?
ニャーッ! ニャーッ!?
あッ
探偵やって 初めての収入が…
消えた
主任
お金貸してください
またか
お前が警察辞めて やりたかっ…
何を思い出してる?
別に何も… 嘘つくな
チョコザイ君なら 猫 見間違えたりしなかっただろうな
とか思ってんだろう 思ってません
思ってる 思ってません!
チョコザイ君 ニューヨーク行って よかった
えッ?
お前 チョコザイ君に 頼りすぎだ
頼ってないし
確かに チョコザイ君のおかげで 解決できた事件は たくさんあった
それで 救われた人が たくさんいます
そのせいで チョコザイ君が どれだけのストレス感じたのか
お前 忘れたのか…
《ああ~》
《ああ~ッ!》
はい
もしかして… もしかして
ああ~ はいはいはい
おッ
あの こちら
探偵屋さんですよね
もしかして お金持ちですか? はい
金の女神 キター!
探偵のご依頼ですか?
ウチの子 捜してほしいんです まだ3歳なんです
3歳? はい
ウチには 鍵かけて出たし…
あの 落ち着いて
あの子が一人で 鍵開けて 出ていくはずないんです!
きっと きっと 誘拐に違いありません
誘拐!?
おお~ だったら探偵ではなく 警察に
警察は…
すでに犯人から接触が!? どうやら こっちの仕事だ
まだ分かりません
とにかく 事情を聴かせてください
こちらへ はい
すいません
あッ 土足! ああ~ッ
お子さん 3歳でしたね? はい
お名前は? 公太です
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