لومړۍ 200 کرښې.
1963年
ワイオミング州 シグナル
お前ら 仕事が欲しいなら さっさと入りな
ブロークバック・ マウンテンに―
森林局が指定する 野営地がある
羊の放牧地から 5~6キロ離れてる
夜 誰もいないと 羊が獣に襲われる
そこで お前たちのうち 1人は―
森林局指定の野営地に残り
もう1人は 小型テントで 羊の番をしながら寝ろ
見つからんように
メシは野営地に戻って食え
だが 夜は羊の群れと寝ろ
火は使うな 痕跡も残すな
テントは毎朝 たたんで隠せ
お断りだ
番犬とライフルを持って 野宿しろ
去年は羊を25%失った 二度と ご免だ
お前
毎週 金曜の正午に 食料リストを持って橋へ
補給係が行く ラバを連れてこい
明朝 麓(ふもと)まで送る
ジャック・ツイストだ
イニス
名字は なしか?
デルマー
よろしく イニス・デルマー
俺は2年目だ
去年は嵐で 羊が42頭 死んだよ
死臭で窒息寸前さ
アギーレが激怒した 嵐も俺のせいだと
でも 親父と働くよりマシだ
親父は俺に不満で
だから俺はロデオをやる やったことは?
あるけど
参加料が払えた時だけだ
牧場育ちか?
昔はな
勘当されたのか?
親が事故で死んじまったんだ
1つしかないカーブを 曲がり損ねて
牧場は銀行に取られ 俺は兄と姉に育てられた
気の毒に 苦労したな
火を…
羊が減るとアギーレが怒る
スープは注文しないでくれ
運ぶのが大変なんだ
スープは食わん
危ないぞ その馬は気が立ってる
俺なら乗りこなせるさ
行こう モタモタすんな
早く牧場を持って アギーレと縁を切りたい
俺は金を貯めてる
山から下りたら アルマと所帯を持つ
“火を焚(た)かずに野宿しろ”か
違法なマネをさせられてる
もう豆はイヤだ
どうした?
頼んだのに なぜ 粉ミルクとイモがない?
我慢しろ
来週の分だ
スープは よせと
豆に飽きた
まだ夏は長いんだぜ
おい 戻ってこい!
さっさと来い
何やってた?
腹をすかせて戻ったら 豆しかない
何があった?
熊と出くわした
馬が暴れ ラバが逃げ 食料が散らばった
豆しか残ってない
酒はあるか?
ラバのアホめ!
冗談じゃねえ こんな目に…
メシを何とかしないとな
羊を1頭 撃つか
アギーレにバレたら?
俺たちは羊番だぞ
沢山いるんだ 平気だよ
俺は豆でいい
俺はイヤだ
お前とは腕が違う
引き上げよう 役人に捕まるぞ
毎日 往復に4時間
朝メシを食いに来て 羊番に戻り
羊を寝かせ
晩メシを食いに来て また戻り
夜はコヨーテを見張る
仕事がキツすぎる
交代するか? 俺は平気だ
2人とも ここにいて いいはずだ
小型テントは 猫の小便の臭いだ
俺は気にしない
交代したいけど 俺は料理が まるでダメだ
使えるのは缶切りだけ
俺も料理はヘタクソだ
あまり眠れないぞ
コヨーテを仕留めた
デカいオスだ タマもリンゴ並み
ラクダも丸ごと食いそうだ
湯を使うか?
俺はいい
俺はロデオは苦手だ
牛や馬に8秒乗って どうなる
金になるよ
確かにな
踏み潰されたら終わりだが
親父はロデオの ブル・ライダーだった
昔は有名だったのに 何も教えてくれない
俺が乗るのを見にも来ない
お前の兄貴と姉貴は?
親代わりに よく面倒を見てくれた
親が死んだ時 金は たった24ドルしかなかった
兄貴が俺を学校へ
翌年 トラックが故障するまで
やがて 姉貴が結婚して 家を出た
俺と兄貴は―
ウォーランドに移り 牧場で働いた
俺が19歳の時 兄貴が結婚したんで…
居場所がなくなった
いろいろあって 今は ここにいる
何だよ
2週間で初めて まともに話したな
1年ぶりって感じだ
親父は投げ縄が うまかった
“ロデオ・カウボーイは イカれてる”と言ってた
とんでもない
ほらな
拍車を食い込ませ 女に手を振る!
いくら馬が跳ねても 俺は落ちない!
親父は正しかった
テントが変だぞ
別に平気さ ほっておけよ
ハーモニカも妙な音だ
馬に振り落とされた時 潰れた
そうか? 馬から落ちないと 言ってたぞ
運が悪かった
ハーモニカが 折れればよかった
最後の審判の日 あなたに会おう
水上を歩くイエスよ
私を連れて行って
うまいな
お袋が ペンテコステ派の 信者だったから
ペンテコステ派って? うちはメソジストだった
ペンテコステ派か 俺も わからない
お袋は 何も言ってなかったけど
世の終わりに 俺たちは地獄へ落ちるのさ
お前は罪深いだろうが 俺の身は まだ清いぜ
クソ…
羊の元に戻るとするか
そんなに酔ってちゃ 行けないぞ
毛布は あるか?
貸してくれ ここで ひと眠りして―
日の出と共に戻るよ
火が消えたら凍えるぞ
大丈夫だ
テントで寝ろ
イニス
何だ
震えてないで 入れよ
何すんだ
また晩メシに戻れ
あれは1回限りのことだ
俺たちだけの秘密だ
俺はカマじゃない
俺も違う
すまない
いいんだ
ツイスト お前の叔父が 肺炎で入院した
助からんらしい
お袋さんに頼まれ―
伝えに来た
気が滅入る
ここじゃ何もできない
町にいても何もできん
無事 治りゃいいが
戻らないと羊が迷うぞ
ひどい嵐だ 馬から落ちるぞ 危険すぎる!
閉めろ!
どうすりゃいい
仕方ない
俺たちの羊と 奴らのとを分ける
印って?
ほとんど消えちまってるよ
数を合わさないと アギーレが怒る
アギーレのクソ野郎!
また奴に雇ってもらうことも あるんだ
文句言わずに やれ
やめろ また羊が逃げる
どうした?
またアギーレが来た 叔父は助かったって
羊を連れ戻せと
まだ8月中旬だぞ
また嵐が来るらしい この前のより大型だ
雪は すぐ消える
俺たちの金を 1ヵ月分 減らす気か
ひでえ奴だ
金が足りないなら 貸してやるぞ
町に着いたら
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