The first 184 lines.
)あいつらとのグループ 動いてねえな
)なんで黙ってんの?
それとも また “なんでもない”って言うの?
言いたく... ない
まあ 完全に俺のせいなんだけど
)昴(すばる)とは無事に会えたかな?
うん ありがとう
そっか よかった
保科(ほしな)さんとカフェで会ったこと
黙っててごめん
私も気を遣わせてごめんね
でも 本当は ちょっとうれしい
昴が私と凛太郎君のことを 知ってくれて
)絶対におかしい
)何が?
凛太郎だよ 今日のあいつ おかしい
だから 何が?
だって見ろよ あれ
ん?
紬(つむぎ) そっち行った
え?
紬 どうした!
うっ!
紬~!
凛太郎は勉強できねえけど 運動はできるのに
そんなあいつがドジしまくるのは おかしい!
宇佐美(うさみ)が 言える立場じゃないと思うよ
絢斗 なんか辛辣(しんらつ)になってきたね
しかもさ さっきの授業中も変だったんだよ
なんか ず~っとそわそわしてて
なあ 凛太郎 どうしたんだよ
えっ?
今日 なんかあんのか?
あっ...
いや 何も...
絶対 あるだろ!
あるね
そこで俺 思いついちゃったんだけど
つけるって... マジか お前
ナイスアイデアだろ 楽しそうだし
いや 完全に不審者だよ
つうか 朔
いいかげん 勇気 出せって
きつい言い方してごめんって 言うだけだろ
分かってるけどさ...
朔君 意地っ張りだから
凛太郎も 朔君も 言葉足らずなんだよ
確かに
あっ 行くぞ!
ていうか凛太郎さ...
これ どこまで行くの?
ああっ...!
あの... ごめん 2人とも
何度も呼び出しちまって
だ... 大丈夫だよ
たくさん会えるの 私は うれし...
え?
あ...
ん?
紬君に 会わないでってお願いしたとき
言われたの
“ごめん できない”って
あ... あの...
なんでも... ない
そ... そっか
薫子 分かりやすすぎない?
さっきから女とイチャイチャと
なんだよ あの羨ましい状況!
ん~ どれにしよっかな~
ねえ ちょっと 2人とも静かにしてよ
あ? だって 凛太郎だけずるいだろ!
声 大きい バレるから
あっ これ 宇佐美の好きなやつ
えっ どれ?
- (朔)し~! し~! - (翔平)お~
ハア...
もう少し危機感とか持ってよ
凛太郎が桔梗(ききょう)の2人といるんだよ?
関わりがある薫子って子は ともかく...
銀髪の... 昴って呼ばれてたヤツ
千鳥(ちどり)のこと嫌悪してたはずなのに なんで...
紬君
私たちに話があるんでしょう?
このままじゃ時間が過ぎるだけだわ
あ... うん
あのさ 図書館で会った 千鳥のヤツら 覚えてる?
うん お友達でしょ?
そいつらにちゃんと話したいんだ 和栗(わぐり)さんと保科さんのこと
どうして?
俺 あいつらに これ以上 隠し事をしたくなくて
俺 見た目 こんなんだし
昔から全然 人 寄ってこなくてさ
自分の話を 誰かに聞いてもらえた記憶も
あんまり ないから
だから 無意識に人と 関わることを諦めてたんだと思う
でも 千鳥に入ってから
ずっと あいつらは 俺のそばにいてくれた
最初は変わったヤツらだなって 思ってたんだ
だけど 気付いたときには...
あいつらの代わりなんていなかった
初めて 居場所が出来た気がした
俺さ 2人のこと尊敬してるんだ
お互いを大切にして 信頼し合ってて
俺も あいつらとそうなりたい
今回の試験 和栗さんのおかげで
初めて何かを 諦めたくないって思えて
初めて頑張れたんだ
だから 俺 あいつらのことも諦めたくない
ごめん
2人がリスクを背負うことに なるのも分かってる
身勝手に頼んでばっかで 本当にごめん
でも お願いします
もちろん 喜んで
昴は?
薫子が平気なら私も平気
というか 私にまで聞くなんて 本当に律儀な人ね
私も
きっと 昴も何も心配してない
私は凛太郎君を信じてる
そんなあなたが 大切だっていう人たちなら
私も信じる
なんなら私たちも 友達になりたいよね 昴
えっ? えっと...
ありがとう
遅くまでごめん 駅まで送るよ
平気だよ
凛太郎君 帰るの遅くなっちゃうし
- (昴)紬君 - (凛太郎)ん?
今度 彼らに 会わせてくれないかしら?
図書館でのこと謝りたいの
お願いできる?
うん 伝えておく
あっ やっと見つけた
千鳥の制服に背がデカい金髪
凛太郎君 ちょっといい?
いや~ よかった 見つかって
後輩が迷惑かけちゃったみたいで ごめんね
はあ
...って誰?
あっ...
凛太郎君
あそこ
あっ あいつらって...
先輩に泣きついて 俺らのところに来たってこと?
多分
しつこっ
別に迷惑とかじゃないんで 失礼します
いやいや 凛太郎君 逃げようとしないでよ
“俺ら 何もしてないのに ボコられて追いかけ回された~”
って聞いたんだけど?
いや してねえ
ハハハッ
凛太郎君ってさ
いかにも そういうことしそうな 見た目してるね
そんなこと しません
そんなことをする人じゃありません
こんなヤツ かばってあげるの?
優しいね
てかさ てかさ その制服 桔梗女子でしょ?
えっ あの金持ちの? スゲえ
つか 2人ともかわいい~
用があるのは俺だけですよね?
話すなら 彼女たち 帰してからでいいすか?
そのあとなら いくらでも話 聞くんで
ハッ そんなんつまんねえじゃん
なんなら 凛太郎君と話 済ませてから
女の子たちと たくさん おしゃべりしたいな
うわ この銀髪 地毛?
あっ おい!
触んなよ
なっ...
- (男4)いってえ... - (凛太郎)宇佐美?
よっ 凛太郎
なんで ここに...
凛太郎
お前は早く 桔梗の子たちを 安全なとこまで連れてったげなよ
でも...
凛太郎
任せとけって
- (凛太郎)行こう - (薫子・昴)えっ...
宇佐美 依田(よりた)夏沢(なつさわ)
あとで絶対...
絶対 ちゃんと話すから!
ハア...
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