The first 200 lines.
とりあえず
3人で手分けして 増やしますか?
まあ ギャンブルなんて 要は運ゲーだろ?
) いや 無糖(ウータン)は陸家のコンシリエーリ
いわばブレーン
その男が ただの運勝負を 仕掛けてくるとは考えにくいネ
そのとおり
ギャンブルは 運ゲーと見せかけて その実(じつ)...
緻密な心理戦に基づく 計算のゲーム
オールイン
おおっ!
貴様ら 殺し屋と違って
マフィアの世界は 運に身を任せて生きられるほど
甘くないんだよ
おおっ また あの男が 一人勝ちだ!
性格悪(わり)い7:3(シチサン)だな
あ~ こんな勝負 ノリで受けるんじゃなかたヨ~!
)殺し屋も同じだ
あ...
運に身を任せたヤツから死んでいく
フン
せいぜい あがいてみろ バカどもめ
お嬢は必ず奪い返す
私の全てを懸けてな
つっても ルールすら 分かんねえんだよな
まあ 考えても しょうがねえか
とりあえず やってみりゃあ なんとかなるだろ
どうぞ
見ねえガキだな 素人か?
ヘヘッ カモが来たぜ
ボロい商店のバイトみてえな ツラしやがって
とことん絞り取ってあげるわ
聞こえてんだよ この野郎
ディールします
とりあえず 見ればいいのか?
コール
レイズ 200
レイズ 400だ
何言ってんだ? こいつら
あっ シン 見つけた
お前 ちゃんとルール覚えたカ?
えっ?
“えっ?”って顔したネ 今! なんで覚えてないネ!
うるせえ!
スマホ 預けちまったから 調べられねえんだよ
恥ずかしいこと バラすんじゃねえ!
まだ私がやったほうがマシヨ!
- (シン)なっ... - (陸)よこすネ!
フフッ
やっぱ素人か
やめろってば!
あっ!
ん? あっ!
このガキ エースとキングだと?
おいおい ストレートがそろってやがる
心配すんな ブラフかませば おじけづくさ
坊や 残念だが その手じゃ 俺には勝てないぜ
まっ コールなら止めねえがな
フッ 俺にブラフは通用しねえ
オールインだ
ぬおっ!
よう ディーラー
次から表向きで 配ってくれるか?
そのほうが話が早そうだ
何者(なにもん)だ こいつ!
スプリットでいくぜ
俺は もっかいコーナーで
おっ デブが来た
赤にオールインだと? なんだ このデブは
やっぱ1枚 取っとこう
フン こいつか
無糖様がおっしゃっていた デブってのは
残念だが 仕込んである電磁石で 落ちる場所は操作可能なのさ
- (客7)おおっ どっちだ? - (客8)もう1個 いけ!
はい 終わり
なっ!
な... なんだと?
おおっ!
なんて勝負強(づえ)えデブだ!
繊細なコントロール
無糖様 ヤツら どんどんチップを増やしてます
もしかして イカサマかも
放っておけ 多少のイカサマは織り込み済みだ
しかし...
プラス1
ゼロ プラス1
プラス1 プラス1 マイナス1
ゼロ マイナス1
プラス1 プラス1
トータル プラス4か
どうしますか?
ヒット
おおっ!
ブラックジャックだ!
止まらねえ あの おさげ男!
出た 無糖様お得意のカウンティング
ブラックジャックにおいて 場に出たカードを全て記憶し
次に10のカードが出る確率を 予測する高等技術
俺は勝つ どんな手を使ってでも
お前 頭がいいからって 俺らを見下してんだろ!
マフィアの世界はな 腕っぷしが全てなんだよ ヘッ
おめえみてえな弱いヤツ 陸家には いらねえよ!
- (陸)ふっ! - (少年2)うがっ!
ヤベえ お嬢だ!
- (少年2)イッテ... - (少年3)行くぞ!
だいじょぶ?
うっ...
へえ~ お前 うちの親戚だったのネ
陸家 いっぱいいるから 知らなかったヨ
さっき なんで やられっぱなしだったの?
フン やり返すだけがケンカではない
あの場合 あえて やられておいて あとで処罰してもらうほうが
あいつらに より大きなダメージを加えられる
フッ... 苦しい言い訳だな
なんか お前...
頭 いんだネ!
あっ...
パパが言ってたヨ
“人は何か1つ 必ず武器を持ってる”
“けど それが 他人と同じである必要はない”って
無糖の武器は その頭ネ
初めて 人に認められた気がした
私は私でいいんだ
自分のやり方で上を目指し
いつか この人の横に立とうと思った
そして私は 組織のブレーンと 呼ばれるまでになった
陸家には 数え切れないくらい 恩がある
お嬢の平和を脅かす者は 私が必ず排除する
まずは私から 87630だ
チッ... 同点かよ
負けなくてよかたヨ
フン
意外とやるじゃないか バカのくせに
もう帰っていいか?
待て まだ勝負はついていない
無糖様 こんなヤツら 撃ち殺してしまえば...
手出しは無用だ 下がってろ
しかし...
聞こえなかったのか? 下がれと言ったんだ
俺とポーカーで勝負しろ
ポーカー ルール知らない
俺も結局 よく分からなかったです
なっ!
貴様ら 一体 なんのゲームなら分かるんだ
あっ いいのがあるネ
3対1ではフェアではないので
部下を2人 加える
ルールは簡単
最後までババを持っていたヤツの チームが負けだ
つまりババ抜きな
これこれ! こういう シンプルなゲームがいいんだよ
ドキドキするネ
よく葵たちとやった
緊張感のないヤツらめ
バ~カ
心が読める俺にとっちゃ ババ抜きなんて楽勝だぜ
坂本さんに いいとこ見せるチャンス!
では スタートだ
さあ ババを持ってんのは どいつだ?
こん中で 一番 焦ってるヤツ
あっ...
ううう...
いきなり おめえかよ!
うう... うう...
バレバレじゃねえか
フッ 素直な性格は 変わりませんね お嬢
ですが 手加減しませんよ
あっ!
うう...
あっ!
うう...
こっちです
わあ!
ババは取り除きました
お嬢 ご安心を
そういうゲームじゃねえ!
さあ 引け 貴様の番だ
あ~ どれにしよっかなあ
なんつってな 心 読んじまえば楽勝...
お前 心を読めるんだろ
えっ...
人には3つの意識がある
言語化された意識 中間意識
そして 習慣や反射などの無意識
お前は どこまで読めるんだろうな
あっ!
引いてみろ
俺の予想が正しければ お前は負ける
何言ってんだ バカにしやがって
どうせハッタリだろ
ハッ!
シンは 無糖の思考を全部 読もうとしたが
それは...
- (平助(へいすけ))なっ! - (ピー助(すけ))ピィ!
虫眼鏡で太陽をのぞくような
危険な行為であった
あまりの情報量に シンの脳はオーバーヒートした
ううっ!
やはり言語化された意識を 読んでいたか
シン!
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