The Wolf Children Ame and Yuki (Okami kodomo no ame to yuki)

The Wolf Children Ame and Yuki (Okami kodomo no ame to yuki)

おおかみこどもの雨と雪

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Ookami Kodomo No Ame To Yuki (2012 07 21)
A Commentary by mano89

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Published on: 2019-04-07
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The first 178 lines.

こんばんは 宮﨑あおいです。 細田 守です。

監督 この後は いよいよ…。 『おおかみこどもの雨と雪』です。

誰もが心温かくなる作品です。

家族みんなで…。 (細田:宮﨑) お楽みください。

(雪) <おとぎ話みたいだって 笑われるかもしれません>

<そんな不思議なこと あるわけないって>

<でも これは確かに 私の母の物語です>

<母が好きになった人は→

「おおかみおとこ」でした>

<母は東京の外れにある 国立大学の学生でした>

<授業料は奨学金でまかない→

生活費はアルバイトを 掛け持ちして工面していました>

(講師) 世間で 賢者の誉れの高い人物は→

確かに自分の得意な分野や 雑学なども よく心得ている。

しかし 真・善・美や アレテーについては…。

<初夏のある日 母は大学で父を見つけました>

<襟の伸びたTシャツを着て 教科書も持たずに→

ただ ひたすらノートをとる その後ろ姿は→

他の学生とは まるで違っていたといいます>

(花) 待ってください。

これ 出席票。

書いて出さないと 出席じゃなくなります。

だから…。 (彼) 俺 ここの学生じゃ ない。

え…?

目障りなら もう来ない。

(子供達の笑い声)

(男の子の泣き声)

待ってください。

あなたが学生かどうか 私は知りません。

ただ さっきの講義→

教科書がないと ちょっと難しいと思います。

一緒に見ませんか?

いらっしゃいませ。

金曜日の仕上がりになります ありがとうございました。

お待たせしました。

(店員) ≪いらっしゃいませ≫

(子供達の笑い声)

(犬の吠え声)

はい いらっしゃい こっちよ。

(講師) この裁判の告訴人と なったのは 詩人のメレトス→

政治権力を持っていた 有力者 アニュトス→

ソフィストのリュコンの3人です。

代表はメレトスですが→

アニュトスが裏で 画策したのだとされています。

(IDの確認音)

(花の声) 何してる時が楽しい? どんな食べ物が好き?

今まで どんな人を好きになった?

(彼) ハハっ…。

どうして「花」っていうの?

名前? うん。

私が生まれた時 裏庭にコスモスが咲いていたの。

植えたのじゃなくて 自然に咲いたコスモス。

それを見て父さんが 突然 思いついたんだって。

花のように笑顔を絶やさない子に 育つようにって。

つらい時とか苦しい時に→

とりあえずでも 無理やりにでも 笑っていろって。

そしたら たいてい 乗り越えられるからって。

だからね 父さんのお葬式の時 ずっと笑っていたの。

そしたら親戚の人に 「不謹慎だ」って→

すごく怒られてしまって…。

でも… やっぱり不謹慎だったかな。

不謹慎じゃ ない。

フフフ…。

よかった。

(彼の声) 同じ団地でも 家の中は まるで違うんだ。

お金のあるうち ないうち。

家族が たくさんいるうち 1人のうち。

赤ん坊のいるうち 年寄りだけのうち。

(列車の走行音)

(彼) 家があったら いいだろうな。

「ただいま」って言う。

靴を脱いで 顔と手を洗って 椅子に深く腰掛ける。

いいだろうな。

本棚を作る。

本でいっぱいになったら また新しい本棚を作る。

何をしてもいい 自分の家だもの。

じゃあ 私が「おかえり」って 言ってあげるよ。

(彼) 花。

何?

君に言わなきゃ いけないことがあって…。

何でも言って。

実は…。

また明日にする。

うん。

あ…。

(彼) 花。

(彼) ごめん 花。

悪かった。

フフフ…。

(彼) 今まで 誰にも言ったことがないんだ。

怖かった。

君が去ってしまうかも しれないから。

でも もっと早く言うべきだった。

いや 見せるべきだった。

見せる?

少しの間 目を閉じて。

もっと長く。

もういい?

あ…。

あ…。

あぁ…。

花。

俺が何に見える?

あっ…。

<満月の夜に変身したり 人を襲ったりするのは→

ただの伝説だと知りました>

<世界は私の知らない事柄で 満ちている→

そう 母は思ったそうです>

(彼) 驚いた?

もう会わない?

でも震えてる… 怖い?

怖くない。

あなただから。

<父は 約100年前に 絶滅したとされる→

ニホンオオカミの末裔でした>

<オオカミとヒトが混ざり合い→

その血を受け継ぐ 最後の存在でした>

<父の両親は まだ幼い父に 滅亡した一族の歴史を語り→

その事実を他言してはならないと 告げて亡くなりました>

<その後 何も知らない親戚に 引き取られ→

苦労して大人になったそうです>

<運転免許をとると 仕事を求めて 都会へ出て来ました>

<誰にも知られず 誰にも顧みられず→

こっそりと隠れるように 今まで生きて来たのだと→

父は言ったそうです>

<母は その小さなアパートで 私を産みました>

<雪の日でした>

<病院でなく 助産師さんにも お願いせず→

自分達だけで…>

<もし おおかみの姿の子供が 生まれてしまったら→

お医者さん達を びっくりさせてしまうと→

母が心配したからです>

(雪) ア… ア…。

無事に生まれてくれてよかった。

いや まだまだ これから いろんなことがあるよ。

優しい子になるかな?

頭のいい子になるかも。

どんな大人になるんだろう。

看護師でも 教師でも パン屋でも→

好きな職に就かせたいな。

つらい思いをしないで 元気に育ってほしい。

大きくなるまで見守ってやろう。

うん。

フフフ…。

あっ… フフっ。

<弟が生まれたのは 次の年の春>

<雨の日のことです>

<突然 父の姿が 見えなくなりました>

ア… ア~。

ハッ!

<その日 父が何を考えていたのか 分かりません>

<赤ん坊のために 狩りをする本能が→

働いたのかもしれませんし→

産後すぐの母に 滋養のあるものを→

食べさせたかったのかも しれません>

(泣き声)

)

)

<「子供達をよろしく頼むよ」>

<そう言ったように 母には聞こえました>

うん 任せて。

ちゃんと育てる。

<それから母が 大変な思いをしたことを→

私は全然 覚えていません>

まんま。 今作ってるよ 待っててね 雪。

まんま! もうすぐだから。

まんま~! 雪!

ウ~!

<怒ったり ぐずったりすると→

よく毛を逆立てて おおかみの姿に なったといいます>

もう しょうがないなぁ 先にビスケットでも食べてて。

エヘヘ…。

うまっ。

<私は大食らいで→

朝から晩まで食べ物を求めて 泣きわめいたそうです>

<小食で ひ弱な 弟の雨とは大違い>

(雨) コホっ! ケホっ!

<母は子育てのために 大学を休学し→

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