The first 200 lines.
実際の悲劇に基づく 寓話 ぐうわ
クリスマスイブ
異状なしだ 運び込め
諸君
もう一度 あの突破口へ
はい シェフ
ここ どこよ
ダイアナ妃よ
すみません
道に迷ってるの ここは どこかしら
町の名も分からなくて
どこなの?
お願い
重さの半分は宝飾品よ
彼女がそう言ったの
そう伺っています
彼女は着いた?
ご到着はまだです
では遅刻ね
彼はもう来たわ
彼女は遅刻ですね
困ったわね
すみません
何をしてるんだ ダイアナ
いや 失礼しました 妃殿下
迷子なの
でも近くまで来てるようね
すぐそこです なぜ ご自分で運転を?
運転しなきゃ動かないわ
そうじゃなくて 運転手や警護の者はどこに?
知らない ケンジントンで カフェに立ち寄って––
車を走らせようと思ったの
連絡は?
してない
車を出しただけ
まあいい お久しぶりですね
そうね ダレン
皆さんは?
女王陛下以外 おそろいに
最悪ね
あれ見て やっぱりね
どこか分かったわ
名前はバーティー
あれは父の上着かも
向こうに私の生家がある
父のお古を着せてた
慣れた場所で迷子だなんて
そろそろ行かないと
怒られると思う?
見に行く
何を? 15分後に サンドイッチを出す
父の上着よ
トラクターが道を塞いでたとか 道に迷ったと弁解しては?
言い訳するにも遅すぎる
女王陛下
フィリップ殿下
どうも
ゲーリーは 見逃してくれたのに
ゲーリーとは?
クリスマスに来てる小姓で 私に理解がある人よ
体重は量らないわ どうせ重さの半分は宝飾品よ
今のはジョークなのに
先ほど女王陛下も ここで体重を量りました
皆様にも量るようにと
あなたは新顔ね
ここでの初仕事です
体重を量ることが?
伝統は守らねばなりません
分かった もめ事は避けたい
クリスマスを楽しんだ証しに 1キロは太ること
それが伝統です
1847年に アルバート王子が始め––
お楽しみに
約束はできないけれど やれることはする
いつも必死にやってる
私が最後?
そうだよ
なぜ遅れたの?
故障したトラクターを どかしたの
寝室は寒い?
今年も寒いよ
改善されないのね
寒いのであれば…
寝室は寒いけれど楽しいわ 伝統ですもの
毛布を手配します
毛布を配るくらいなら 暖房を入れてと言ってるのに
マミー
なんて格好してるの
寒いんだよ
ひどいコートね 誰から?
寒いとおっしゃるので 保管庫から服を
暖房を入れたら?
チャーチルに見える
客間にサンドイッチを ご用意しています
皆様 お待ちです
サンドイッチね
聖なるサンドイッチよ 素敵ね
先に行ってて
すぐに行くわ
どちらへ?
3日間よ
たった3日
マギー
誰も言ってなかったのね
あなたの担当に戻ったの
私が頼み込んだ
よかった うれしいわ
3日間の衣装よ
もう行かなきゃ
車にある上着を洗って 破れた所を繕ってくれる?
どこから それを?
古い物なの
誰の上着?
スペンサー家
いつも何であろうと 遅れてしまうのよ
皆より30分遅れで帰宅して 笑われるのが私なの
今日 あのカカシを 思い出したわ
まだ私たちを見てたのね
どうやって見るの?
贈り物を開ける時間です
今 行くわ
マミー なぜクリスマスイブに 贈り物を開けるの?
皆はクリスマスに開ける
“時制”は?
習った
過去と現在と未来がある
でも ここでは時制は1つなの 未来はなくて––
過去と現在は同じ物
サンタが1日早く来るから 最高の贈り物がもらえると––
パパが言ってた
そうだ
嘘なのに
嘘?
それは私の作り話よ
なら信じる
パパも認めてた
それなら きっと真実ね
きっとそうだ
嘘つき2人は 石炭を贈られる
マミーの生家に行こう
危険だから 今は封鎖されてるの
“危険だからダメです”と––
怖い声で言われたわ
おばあちゃんの命令?
皆様がお待ちです
あなたたちは先に行って
マミーが怒られる
ええ いいのよ
マミー 何があったの?
そういう話は クリスマスが終わった後でね
ムカつく
どう思う?
とても美しいと存じます
マーサよね?
マリアです
夫は知らないけれど
彼女の写真を見たの これと同じ真珠を着けてた
全く同じ物を贈ってるのよ
気づきもせずにね
だから当てつけで残したの
美しい真珠ね
これに罪はない
ええ
もらってくれる?
いいえ 頂くことはできません
これに合うドレスも もう決められてる
既に決まってるの
何もかも決められてる
「アン・ブーリン 受難者の生涯」
スペンサー家は アン・ブーリンの遠縁よね
伝記を読んだ
詩もあったわ
夫のヘンリー8世に 処刑された王妃よ
国王は心を傾けた別の女性を 王妃にするために––
アンを殺した
“朝食用”
“クリスマスの昼食用”
“帰宅用”
どなた?
マギーです
入って
緊急事態よ
来てくれてよかった 見て
何が緊急事態?
合わない
着てみたの?
サイズじゃなくて 気分と合わないの
黒がいいわ
真珠に合う
カカシから救い出して 今は私の話し相手
私が変という噂は本当ね
この屋敷のホコリには 訪れた人々の一部が含まれてる
ここを使ったビクトリア女王の 一部も漂ってる
夫の死後40年 黒をまとった
それが愛よね
誰も死んでない 黒いドレスは不要よ
太ったわ
いいえ 痩せた
浮き沈みはあるものだと 話したでしょ
世継ぎさえ生まれれば 逃げ出すのが男よ
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