The first 200 lines.
ヘンリー·ジェイムズの 小説に基づく
バカね
このトラ 怖い
最初に見た時 メイは─
ナイトクラブの入り口にいた
楽しみ
彼女はオープニングには必ず現れる
ロケットの発射よ
帰れと言いたかった
ここは蜘蛛の巣だ
抜け出せない
でも言える立場じゃない
私だって同じように
自ら進んで夜の罠にはまった
そこの人たち
ここの名前は?
ない 名無しのクラブよ
撮るよ
もう1枚
- やあ メイ - ヤシーヌ!
最近 "レザール"で見ないね
- つまらなくて - 会えてうれしい
- コカインは? - 人を探してるの
後でね
そこに溜まるな
動け
- ごめん 金がない - ない?
金もないのに俺のトイレに?
2フランの貸しよ
悪いが借りは作らない
もちろん 冗談よ
冗談は?
- 分かる - よかった
ここで再会するなんて
- 会ったことが? - ええ
そうは思えない
会ったわ
再会できると思ってなかった
覚えてない?
ランド県で
夏だった
がっかりね
なぜ?
ビールをおごったのに忘れられた
思い出した
7、8年前だ
10年前よ
10年前?
場所は?
"サルディナード"のパーティー
"サルディナード"?
ピンとこない
落胆させたね
ええ
たぶん
おしゃべりはバーでしてくれ
飲みましょ
金がない
売春婦から このセーターを買ったんだ
ここに入るため
だから...
もう僕におごらないで
すでに借りがある
なじめないんだ
普段は出かけない
じゃあ なぜここに?
- 仕事仲間に呼ばれた - いるの?
どうかな
避けてるから
今はパリ住まい?
1カ月前から
仕事は?
何も
何かしてるでしょ
特には
- 1人にする? - いいや
いや 分からない
好きにして
何も分からないのね
"好きにして"
ごめん
会話が苦手で
なじめないから
あの夜のあなたの言葉
スタンドで聞いた
覚えてる?
バカなこと?
だったら忘れてる
秘密を抱えてた
その後 どうなった?
あなたのことよ
何?
秘密を私に話した
君にその話を?
ようやく見つけた
誰?
私の友達に何の用?
踊ろうよ 話は明日
- 来て - あなたも
そのケツを
どけてもらえるかな
人の邪魔だ
これはメイとジョンの物語
始まりは1979年
彼は何かに 追われているようだった
来て
ジョンは何かに苦しんでいた
理解できない何かに
人相を読むのが私の仕事だ
ありがとう
外出しないのでは?
友達を紹介する
待って
君に用が
1杯 おごるよ 借りを返す
それより踊ろう
いや 1杯おごる
君の名前は?
私はメイ
ジョンでしょ
あの夜も誘いを断った
全部 覚えてる?
親しげな口調ね
覚えてるわよ
私は2人の友達と踊りまくってて
あなたは私を見てた
人から離れ─
寂しげだった
私が踊りに誘ったら─
断ったのよ
そして秘密があると
僕の話は理解できた?
キスしたくないのは分かった
話したことは真実だ
信じてる
それで?
- "あれ"は起きた? - いいや
まだだ
諦めたと思ってただろ
- いいえ - 正直に言って
思ってない
今日はキスして
前回のぶんも
キスなんて無意味だ
"あれ"が起きないなら
なぜ?
"あれ"が起きれば人生が変わる
そう話したはず
どれほどのことか分かるかい?
子供の頃から知ってた
僕には驚異的なことが起こると
いつか起こるんだ
早かれ遅かれね
そして人生が一変する
その前のことは...
まだ信じてる?
もちろん
間違いない
正気じゃないと思う?
いいえ
分かる気がする
この話は秘密にして
誰にも話してない
- きっと... - あなたは正気よ ジョン
"あれ"が起きて
幸せになれる
メイは別の道を歩むこともできた
楽な人生を選べた
気軽で安定した─
生活を送ることを
安全な場所で
ハッピー·バースデー トゥー·ユー
ハッピー·バースデー トゥー·ユー
ハッピー·バースデー メイ
ハッピー·バースデー トゥー·ユー
25歳ね
最悪
大丈夫よ
あと5年か10年はいける
その後は結婚と出産ね
ありがとう バカ女
おめでとう
ヤシーヌ!
すてき
高かったでしょ いいの?
最高
見て
メイ
今日は月食の夜だ
君らしい
30歳の君も美しいはず
いいかな
話がある
- 何? - 大切な話なんだ
- 来て - 今 忙しいの
お願いだ
平気か?
今 行く すぐ戻るわ
大丈夫よ ピエール
月食を見よう
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