ワンピース 珍獣島のチョッパー王国
The first 200 lines.
<この時間は 映画…>
<お送りします>
<孤高の天才医師 Dr.ヒルルクとの 悲しい別れを経て→
ルフィたち 麦わら海賊団の 新たな仲間となった チョッパー>
(ルフィ)動物王はどこだー!
<そんな彼らが たどりついたのは…>
<そこで 何と…>
(チョッパー)動物王?
(バトラー)動物王はどこだ! どこにいる!
<しかし そこに 王なる宝を求めて やって来た→
極悪 バトラー伯爵の 魔の手が迫る!>
(チョッパー) オレは おまえを許さない!
(ゾロ)王なる宝が眠る島? (ナミ)そう。 島の名は「王冠島」
(サンジ)さすが ナミさん いい地図 拾ってくれたぜ。
(ウソップ)きっと すんげえ お宝なんだろな。
(ルフィ)行ってみようぜ。 ううー! ワクワクするー!
(チョッパー)やめようよ。 (一同)はっ?
(サンジ)何 言ってんだ? チョッパー。 せっかくお宝があるっていうのに。
みすみす逃すバカが どこにいるのよ?
(チョッパー)だって 怖い海賊が ねらってるかも!
おまえだって海賊じゃん。(チョッパー)あっ! 忘れてた。
(ウソップ)あのなあ。(チョッパー)でもほら。→
オレ 船酔いするし ケガしたら 危ないし。
(ウソップ)ケガしたときのために 医者のおまえがいるんだろ?
そりゃ そうだけど。まったく 新入りはこれだから。
この先 どんな化け物に襲われるか しれねえってのによ。 化け物?
そうよ。 1トン級の 吸血ペンギンや 人食いホタテ貝。
ウソ ウソ ウソ! (ウソップ)凶暴 巨大タコ焼きや→
殺人ヘビぎょうざ。うわーっ!
何で 信じるのよ?
わーっ! ごめん! わーっ! 化け物!
おまえ 失敬だな! だれが化け物だ!
こんなんでブルってたら オレたちの仲間は 務まらねえぞ。
そんなことないよ! いざとなれば 勇敢に戦うさ!
(サンジ)んなこと言って 肝心なときに 逃げてたりしたら→
カッコつかねえぞ。 うっ。
オレだって海賊の一員になったんだ。 逃げたりなんかしないさ。
ニヒィ。≪(物音) あっ?
あっ? (ウソップ)おい。 何だ 何だ 何だ?
(ルフィ)おい 島だ!ああっ!
(ナミ)キャーッ!
(ルフィ)うわわわわ!海底火山の噴火だ!
見て あれを! あっ!
噴煙が ひとつながりに! ひとつながり?
もしかして これが?ええ まちがいないわ。
(ルフィ)王冠島だー!
ウッホーッ! きれいな島だー!
(ゾロ)おい 喜んでる場合か? (ルフィ)えっ?
(一同)うわーっ!
あああー!チョッパー! ああああー!
おおおーっ!チョッパー!
(ゾロ)おい みんな 大丈夫か? おお? 何とか。
うう。 ああっ! ナミさん! ボクちゃん もうダメでちゅー!
ヘヘヘヘ。えっ?→
暑苦しい! (サンジ) 怒ったナミさんも すてきだー!
≪(オウム)おい おまえら。 この島に 何しにきた?
なっ 何だ? トリがしゃべった!
そりゃ まあ オウムだからな。 しゃべるだろ。
だからって こんなふうに しゃべる? ふつう。
(オウム)人間の言葉なんて この オレさまにとっちゃ→
ちょろいもんさ。 まっ 正直 島の動物で 話せるのは→
オレと カラスの カラスケぐらいしかいないがな。
おもしれえ! 不思議島だなあ ここは!
アハハハ! 何だ? おまえは。
ちょうどよかった。 なあ チョッパー 知らねえか?
チョッパー。(オウム)チョッパー?
(鐘の音)
(モバンビー)キリンライアン。(カラスケ)モバンビー。→
王さまは 天寿をまっとうして もう死んじまったんだ。→
いつまでも悲しんでたって しょうがねえ。
わかってるさ カラスケ。
(鐘の音)
(カラスケ)島が 王冠に包まれたとき→
天が 新たなる動物王を 授けてくれる。
(モバンビー)でも 本当なの? その伝説って。→
こんな儀式で ホントに新しい王さまが?
ああ たぶんな。
島の長老たちが むかし そんなことを言ってやがったし。
(チョッパー)あっ! おっ! あっ!
天から 動物の王さま。 まさか いくら何でも そんな。
うわっ!
おおー!王? 王だって。
天から降ってきた。 まさか!
おおーっ! あっ!
(チョッパー)あっ! おお?
(動物)動物王だぜ! 新しい動物王だ!
動物王? 王さまって どこだ?
すごい! 人間の言葉だ! 人間の言葉が 話せるんだ!
君 だれ? 動物王?とぼけないでよ。
君こそが 新しい王さまなんじゃないか!
伝説は本当だったんだ。 新しい 動物王だぜ。 おーっ?
ワハッ! オレが動物王?
(腹の鳴る音)(ルフィ)あー 腹へったー!
どこまで行っても 草原とジャングル。
こりゃ チョッパー捜しも 大変だぜ。あー あー あー。
だけどよ おまえら 何でついてくるんだ?
黙れ 人間。 よそ者は何しでかすか わかったもんじゃない。
正直 見張っておるのだ。
べつに オレたちは 怪しい者じゃねえ。
おまえらを 取って食おうなんて。
肉ーっ!ええっ!
(ルフィ)肉ーっ! 肉が食いてえ! もう腹へったー!
(オウム)正直 怪しい。
(ルフィ)肉! 肉! 肉! 肉! (伝書ブタ)ブヒブヒブヒー!
何? あの変なブタ。どんなブタだー?
(オウム)伝書ブタだ。 どうやら 新しい動物王が誕生したらしい。
(ルフィ)動物王? 何だ? そりゃ。
おいおい おいおい。おおーっ。
(サンジ)すげえ! 動物の大群だ。 (ウソップ)どこに隠れてたんだ?→
こんなに。(オウム)正直 めでたい。→
動物王 誕生のお祝いだ! (地鳴り)
(ナミ)うわー!(鳴き声)
何 これ! 岩じゃなかったの?(ウソップ)四角いサイだ!
(ルフィ)おもしれえ!
何で オレ 動物王?だって 伝説どおり→
天から 現れたんだよ。 だいたい どこにあったのさ? この服。
それは ボクがむかし。 どうだって いいじゃない そんなこと。
ああっ どこ行くんだよ? (チョッパー)帰る。 仲間の船に。
何 言ってんだよ。 王さまがいなかったら→
だれが島を守るのさ? (チョッパー)オレが王さまなもんか!→
オレは トニートニー・チョッパーだ!チョッパーか。 いい名前だね。
ボクはモバンビー。 (チョッパー)ホント? えっ?
いい名前? ホントにそう思う? オレに 医術を教えてくれた→
世界一の医者がつけてくれたんだ。えっ! 医者なの? すごい!
実は ケガしてる仲間が たくさんいるんだ。
君って ホントにすごいや! オレ そんなにすごい?
もちろん! いざってときは とても頼りになりそうだし。
いやあ まあ それほどでも。勇気もあって すごく強いんでしょ?
(チョッパー)バカヤロー!すごい! カッコイイ!
そんな ほめられても ぜんぜん うれしくないよ コノヤロが。
ずいぶん うれしそうだけど。 コノヤロが。
(カラスケ)ようし みんな! 新しい 動物王 誕生のお祝いだぜ。→
まずは 王さまの就任演説。 えっ? いや 待ってよ。→
まだ 王さまになるなんて。ダメなの? ごめん オレは。→
おおーっ!王って言ったよ。
なってくれるんだね? 王さまに! (カラスケ)立派な演説だ!
(歓声)
ああっ!
痛ててて。おい。
おおーっ! 何だ? こりゃ。 すげーっ! イヒーッ!→
ワッハハハハ! ヤッホー! ワッハハハ!
ヒヒヒー。 いっ?
(ナミ)思いっきりなじんでるわね。(サンジ)ええ。
(ウソップ)おい どうした? せっかく オレが→
カムフラージュ用の衣装を 作ってやったのに 遊ばねえのか?
(サンジ)いや まあな。
(ルフィ)ハハハハ! 楽しい島だな ここは!
(鳴き声) 何だ?
(オウム)ツノクイが来た。 ツノクイ?
ツノのある動物を襲う 猛獣だ。ヤツらのせいで 島の長老たちは→
みんな 殺されちまった。ようし じゃあ ブッ飛ばすか!
やめとけ。 何か ヤベエよ。 逃げようぜ!
ああーっ! 何で オレのほうに向かって来んだよ!
ツノだ。 ヤツらの獲物は ツノがある動物だ。 ツノ?→
ポイ。 わーっ! わーっ 待てー!
ああーっ あっち行けー!
(ルフィ)ああっ! 前に投げてどうする!
(チョッパー)みんな もう大丈夫。 すぐに走れるようになるよ。
すごいや チョッパー。 みんな大喜びだよ。
君が王さまでよかった。 (チョッパー)でもさ→
オレが 王さまでいられるのは この島にいる間だけだ。
どういうこと? オレは 戻らなきゃならないから。
仲間の海賊船へ。海賊船? 君の仲間って海賊なの?
うん! 不思議だね。 君は 人間なのに 動物と暮らしてて→
オレはトナカイなのに 人間と旅してる。→
みんな どうしたんだろう? そろそろ ケムリに気がついて→
来てもよさそうなのに。(モバンビー)忘れてよ。→
君はもう 王さまなんだ。 行っちゃダメだ!
(チョッパー)何すんだよ!せっかく友達ができたのに。
ずっと ここにいてよ。 これからは ボクたちが 君の仲間なんだよ。
海賊なんかやめて ここで暮らそうよ。
モバンビー。 海賊が嫌いなの?
ボクのパパは海賊に殺されたんだ。 (チョッパー)えっ?
これは?(モバンビー)パパの船の 残がいさ。
(モバンビー)動物学者だったパパと この島へ来る途中。
(モバンビー)《パパー!》(男)《邪魔だー!》
(モバンビー)《ううっ!》
(男)《おまえなんかに 何ができる?→
痛いのが嫌なら じっとしてろ!》 《ハッ!》
(モバンビー)《パパー!》
(モバンビー)それで ボクは この島に流れ着いて→
前の王さま キリンライアンに 仲間として育ててもらったんだ。→
だから 海賊なんて。 でも オレの仲間は いい海賊だし。
いい海賊なんて いるもんか! いや 会ってみればわかるよ。
そうだ ルフィに頼んでみるからさ いっしょに オレたちの船に。
冗談じゃない! だれが 海賊なんかと。 モバンビー。
そんなヤツらと いっしょにいちゃダメだよ!
君は動物なんだろ? 動物たちと いっしょに暮らしたほうが→
いいに決まってるよ! うん…。
(ヴァイオリンの音)
(ホットドッグ)グフフ。 (ヘビー)ムフフ。
(ヴァイオリンの音) (動物たちの声)
(ルフィ)チョッパーを知らねえか? こういうヤツなんだ。 あっ?
ちょっと似てねえか? うーん。 こんなヤツだ こんなヤツ。
なあ 見たことねえか? (ウソップ)いや そんなヤツいねえし。
(動物の声)うん? 何だ? この声。
(ゾロ)人間がいるのか?行ってみましょう。
何か 聞けるかも。 (ウソップ)おう。
(バトラー)ガーハハハ! 大漁 大漁! これだけ ツノがあれば きっとな。
(ホットドッグ)バトラーさま。 マヨネーズとケチャップの用意ができましたけん。
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