The first 200 lines.
大儺儀さまがたとえ疫病神を祓えても
朕の悩みの種を解決してくれるかのう
暗殺者だ
暗殺者が来たんだ
どけ
陛下を守るんだ
=有匪~破雪刀~=
(晋江文学城の作者priestの小説 『有匪』から脚色したもの)
はっ!
(3日前)
はっ!
はっ!
はっ 追え
ほ ほ 北斗の襲来だ
は 早く鏑矢を放て
よん 四十八寨を知らせろ
伯父さん 伯父さん 見て
空の星が燃えているよ
謹啓 李徴が奏上します
今四十八寨は突然北州に包囲され
陛下の御高覧を祈りたい所存でございます
北斗の首領である沈天 枢が自ら大軍を率いて境に迫り
四十八寨を一挙に討ち滅ぼそうとしました
吾は四十八寨の首領として
北州とは相容れなく
当然 命を賭けて決 着をつけるべきではございます
しかし 砦中の兵卒と軍器は粗末であり
万人にも満たぬ
尚 足弱など数千人いり
万が一破られたら 無辜の者も巻きこまれて
皆死んでしまうことだけを恐れていますので
今 愚女瑾容を使いとして手紙を送ってきました
西境が谷中に出兵し
曹賊が作る包囲の 局面を打開するようお願いしたいと思います
臣も自ら寨の義士を率い内から協力し
死に物狂いになり戦います
陛下のご高見とご決断をお願いします
李徴 汗顔
頓首 敬具
瑾容よ そんなに急いで何をするの
姉様
お嬢さん 怒らないで 和気があればお金もあるよ
和気もお金もいらないから
お頭は中にいるから
父上 腕を外しちゃったのに
また彫ってくれるというの
(李徴の娘 李瑾容)
君はね まったく
他人からの好意は
いらないっていうのなら それで結構なのに
人の腕を折ったりする必要はどこにある
もしこれから他の人にも好意を持ったら?
人の腕を折ったのも初めてじゃないし
そのために私を山から追い出すのか
それもこれらクソものと 一緒に山を下りるなんて
師匠がいれば 加減がわかる
敵がいれば 優劣がわかる
今の君には分別がなく 優劣がわからない
わしでは君を教えられない
この手紙を金陵に持って行きなさい
存くんは
わしの代わりに君をしつけるよ
行かない
今日は勝てば残れる
でなきゃ
山を下りて使いに出ろ
砂礫の今は高山の過去
君の今はわしたちの過去だ
この世の中を生きている者はすべて凡人だ
なぜ手の中にあるこの刀が
どんな堅いものでも粉 砕できると信じられないの
人の原点は誰でも
どう立ち上がるかというところから始まる
決して他の誰かより高くはないさ
今回君を山から追い出したのは
砂礫がどうやって高山になって
高山がどうやって砂礫 になるのかを見せたいからだ
広い道はそこにあるのに
父上はどうして私たちに狭い道を歩かせるの
オーラ
行くぞ
(北斗の宿将 仇天璣)
今日は袋のネズミのように易々と捕まえるんだ
ここはどこだ
どこへ向かってるの
瑾容よ 山下の大通りはもう絶えてしまった
これはお父さんが君を下山させて
この手紙を送らせた原因だよ
-いけない 墨龙の甲だ -北斗の人だ
みんな気をつけて
食い止めろ
早く陣を結んで瑾容を守れ!
お嬢様を守れ
急げ
早く陣を結べ
早く
瑾容
気に入らないのは分かってる
-速くお嬢さんを連れて行って ここは任せなさい -でもさ より良いものを
彫ってあげるのはもう間に合わないんだ
とりあえず これ持ってて
宋暁非
暁非
宋おじさん 早く行ってください
お嬢様 早く
行け
早く走れ 手紙を届けるんだ
宋おじさん
もう道がないんだ
あなたが北斗の頭 沈天枢だな
お父さんから聞いたことがあるのか
彼は何って言ったの
すごい人なのに 悪人となったって
李徴は間違っていた
今日の世の中じゃ
私が討伐軍で 彼は悪人だよ
枯栄手 段九娘
小娘 私に横暴なことをするより
できることなら帰って 何匹かの北犬を殺してみろよ
我々四十八寨は世間と争ったことがないのに
どうしていきなり北犬が押しかけたのか
お前のせいだろう
デタラメだ
お前の父はそのとき
あえて沈天枢を殺さなかったから
いま曹の野郎が政権を握っていて
彼は犬のようにその勢 いを利用してこっちに噛みついた
私とは関係ないだろう
二度とそんなことを訊いてはいけない
わかったか
お前の父はどこ
刀を抜け
何を読んでる
見せろ
私は金陵に行く
くそったれ
金陵なんかに行ってどうする
今 山下は北犬ばかりだ
知らないのか
お父さんのところに連れて行ってあげて
一緒に皆殺しにしてやるよ
今日
父上はいきなり私を部屋に呼んで
私と手合わせをすると言った
私を叱ろうとしているのだと思った
今思えば
私をみんなに託そうとしてるんだ
わざと私に勝たせたのは
私を持ち上げて
四十八寨の才能のある青年たちを
安心して私と一緒に山 を下りるようにするためだ
父上
私の勝ちだ
馬鹿馬鹿しいね
自分の刀の腕前がすで に一人前だと思ったなんて
託すってなんだよ 手紙をよこしなさい
私は高を括って油断していたのに
彼らは私を守るために死んだ
もう一歩間違っていたのに
何度も間違えるわけにはいかないんだ
どうして君の言うこと を聞かなきゃならないわけ
戻れ
四十八寨は守りやすく難攻不落だ
たとえ七人の北斗がそろっても
しばらくは攻め込めない
父上を守ってください
二ヶ月以内は 必ず援軍を連れて帰ってくる
その道理をわきまえない様 本当に父にそっくりだな
君の刀にはまだ落ち着きがなく 研がなければならない
はっ!
どうして誰かが来たことがわかったの
屯卦には上六を示したじゃ
馬に乗り 血の涙が絶えぬ
故人が来訪するなら 縁あれば助ける
しかしあの沈天枢というものは
決してたやすく対処できる人間じゃない
君の奇門遁甲の陣に
あまりにも長く止められたら
林に火を放つかもしれない
水の中は苔あり 風雨がやってくる
燃えられないさ
君が迎えに行ってくれ
私が雨を促してくる
(水経注曰く 日照りで 崖の上に木を燃やし その灰を)
閣下 この石をごらんください
一回通るたびに
そこに一筋の跡を刻んでいましたが
これでもう十二番目のです
この甘棠先生と言うのは
天下を治めることのできるほどの才があって
神も鬼も測れないほど の策があると言われています
ここは彼が隠棲していた竹林です
閣下 我々は..
火をつけろ
無断入りの者は死ぬ
沈さん
囲碁の道は 白黒がはっきりしています
あなたの囲碁の腕前は天下無双ですが
なぜ黒を白と言いくって
他郷を故郷としたのですか
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