The first 200 lines.
アバウト・タイム(原題)
僕の家族はかなり変わってた
まず 僕
ひょろ長で金髪
母は可愛らしかったが 他の母親とは違ってた
取っつきにくく
独特でせっかちで冷徹だった
ファッションのモデルは”女王”だった
父はごく普通の人で 暇をもてあましてた
50才の誕生日に 大学を辞め
たわいもないおしゃべりして 余生を過ごし
僕を卓球に誘ったりしてた
そうだ
母の弟のデズモンド叔父さんがいた
常にきちっと服を着て
自分の時間を過ごしてた
最も魅力的で最も賢い人だった
いつもうわの空で 別世界の事を考えてるようだった
それと最後がキャサリン
ケイティ キット・カット 僕の妹
家族の中では 個性的な服とヘアースタイルだった
何と言ったらいいか? 自然児かな
妖精のような目 紫のTシャツで いつも素足だった
僕に対しては 昔も今も変わらない
世界中で一番 素晴らしい事だ
全般的にごく普通の 幸せな幼少時代だった
僕が21になるまで
毎日浜辺でお茶を飲み
水切りをやったり サンドイッチを食べてた
夏も冬も 天気にかかわらず
毎週金曜日の夜は映画だ
天気にかかわらず
それと年に一度の惨めな 年越しパーティー
もう一杯飲むよ
本当に素敵ね
ケイティよ これ何?
とても高級なんだ
乾杯
さあ もうすぐ0時だ
準備はいいか
さあ 相手を見つけよう...
何だ!
誰でも間違いはある かまうもんか
6, 5, 4, 3, 2, 1
新年おめでとう!
新年おめでとう!
ごめんね
翌朝 目が覚めた
二日酔いと自責の念で
そして その日が僕の人生を
永遠に変える日だとも知らず
起きて!おばかさん
父さんが呼んでる
おはよう セクシー・パジャマさん
ティム 入りなさい
そこに
座りなさい
えらくかしこまってるね
うーん そうだな
おかしな事だが
私も同じ経験をした
21才になった時 父親から
その後人生がすっかり変わった かなり慎重になった
そうなの
かしこまって言われると 変な感じだな
それで
ティム 我が息子よ...
単純に言えば 我が家系の男には
常に能力が備わってる
変に思うかも知れないが
心してよく聞け
我が家系の秘密を
その秘密とは 我が家系の男には
タイムトラベルの能力が備わってる
正確には過去に戻れる
未来には行けない
おかしな冗談でしょ
本当だ 冗談じゃない
じゃ 父さんも爺ちゃんも 叔父さんもみんな
- 過去に行けたと言う事? - その通りだ
- 父さんまだ出来るの? - あたりまえだ
言うほど劇的じゃない 戻れるのは自分の人生だけだ
実際にいた場所や記憶してる所に 戻れるだけだ
残念ながら ヒトラーを殺したり トロイのヘレンと付き合ったりは出来ない
ちょっと待って!
うーん...
- もしそれが事実として - 事実だ
- 絶対あり得ないけど もしそうだったとして - 事実だ
- それで - そうなら どうやって...
"どうやるか?" 実際 簡単な事だ
暗い場所に入って
普通は衣装棚が一番いい 急な時はトイレだな
こうやって拳を握って
行きたい時間を思い浮かべると
そこに行ける
ちょっと気を失った感じの後に
ワォー
いい反応だ
私は”なんだこれ!”だった 1970年だ
これは明らかに 冗談だ
冗談じゃない
何で嘘つかにゃならんのだ
本当に愛する人に
分かったよ
でも僕が下に戻って
衣装棚で拳を握ったら
本当に困った事に なるんじゃない
そうか やってみるか?
ティム 関心ある事をやるようにしろ
本当に困った事になるよ
本当の事だ
分かったよ
わあ!
準備万端か?ティム
そうさ もちろんだ
いいぞ もうすぐ0時だ 相手を見つけないと…
ワォー!0時だ!
10, 9, 8, 7,
6, 5, 4, 3, 2, 1.
新年おめでとう!
ありがとう ティム
どういたしまして ポリー
ママは知ってるの?
全然
- 変だな 他の事には... - バタフライ効果だ そうだな?
文明をダメにした事は まだないようだ
複雑な日々になり
複雑な人生になる
父さんはどうしたの?
私の場合 本 本 本だ
人が読める本は 全て読破した
2回だ ディケンズは3回 まずどうするんだ?
- 髪型をかっこよくしたいのは別として... - そう
お金の事が一番かな
非常に複雑な問題だ
爺さんがそれで人生を 台無しにした
愛も友達もなくした
本当に幸せな金持ちには 会った事がない
働く必要ないなんて いいじゃない
いや それこそ災いの元だ
- フレッド叔父さんをみて見ろ - 何があったの?
全てなくし
人生を無駄にした
自分が望む人生の為だけに
使うんだ
よく考えてな
それじゃ
正直なところ 今の時点では
それで彼女が出来たら 最高だな
ワォ
- それが一番か - そうさ
一番の問題さ
僕にはいつも恋が 一番だった
あの夏 僕は嵐の真っ直中に入り込んだ
彼女の名前はシャーロット 妹のボーイフレンドの
ハンサムだが嫌いな ジミーの従姉だ
彼女は丸2ヶ月滞在した
- 1人だけ - 両方じゃだめ
ティム
背中やってくれる?
もちろんさ!
素早いのね!
- ワッ!そんな - やめて!
ダメだ ダメだ
- 髪にもついてる? - うん!
ティム 背中やってくれる?
いいよ ちょっと待って
いいわよ
ありがとう
いくよ...
上手ね
まかせてよ
日焼けと苦痛の夏だった
バカなジェイをテニスに誘った
僕の引き立て役として
それは間違いだった!
- 何やってるんだ? - ダメだ
彼女に二人ともバカと 思わせただけだった
残念だったな ティム
ゲームに集中するって どうやるんだ?
人生をどうしたらいいんだ?
こんな落ち込んでる時に
急によくなりっこないし
あまりに遅すぎた
シャーロット 最後の昼食だね
いやだ!
この夏 君とずっと過ごせて 本当によかった
そうです
ありがとう
本当によかった
そうだろ?デズモンド
何て?
この夏シャーロットと過ごせて よかったでしょ
シャーロットって誰?
シャーロットよ 隣に座ってるでしょ
ああ そうだな シャーロット こんにちは
君に会えてよかったよ
シャーロットと夏を過ごせて 楽しかったか?ティム
はい
8月も終わりだ
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