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〝革命烈士 中隊長 伍百里 ごひゃくり 〟
浙江 湖州 こしゅう
それは誰のお骨だい?
兄さんだ
伍万里 ごばんり
悪ガキめ 父親にお仕置きさせるぞ
いつも告げ口しやがるから その仕返しだ
伍万里 ごばんり
来い
銃を持ってるのか 怖いな
やり方が汚いぞ
何か思い出したか?
放せ
万里 ばんり
俺は誰だ?
兄さん
父さん
母さん
父さん
母さん
父さん
母さん
兄さんが… 戻ってきたよ
父さん
母さん
兄さんを守れなかった
百里 ひゃくり
お食べ
千里 せんり
お前もお食べ
お前は軍隊で…
母さん
何をしてる
中隊長だ
部下の数は?
150人くらいだ
そりゃ高官だな
確かに高官だよ
うちに1500平米の土地が 政府から分配されただろ
3年前 蒙陰 もういん で戦った時 ある家を見た
簡素な家だが
庭は2つあって––
軒下は ツバメの巣5つ分もある
うちは先祖代々 水上で暮らしてきた
家を建てたら 村人たちは驚くぞ
母さん
軍の手当だ
来年2月に建て始めれば 立冬には完成する
俺が戻ったら––
万里 ばんり の嫁を探そう
また行くのかい?
まだ戦争を?
母さん
戦争は終わった
もう戦場には行かない
銃を見せろよ
一目でいい
人には向けるな
危ないじゃないか
こちらは第9兵団
こちらは第9兵団 命令を告ぐ
伍千里 ごせんり は?
ここに
緊急事態だ 朝一で部隊に戻れ
はい
兄さん
兄さん
立春には戻る
そう
家を建てるよ
俺も戦争に行く
戦争に行くのは 俺と 百里 ひゃくり 兄さんだけで十分だ
家で待ってろ
戻れ
朝鮮 仁川 インチョン
〈今年7月7日〉
〈米軍を筆頭とする国連軍が 朝鮮戦争に介入〉
〈米軍は短期間で 制空権を掌握しました〉
〈勝利は間近だと見られます〉
〈前線からニュースを お伝えしました〉
〈 鴨緑江 おうりょくこう の南西の 工業地域に接近〉
〈爆弾投下の準備が 完了しました〉
〈計画どおり任務を遂行せよ〉
〈了解〉
〈こちらはブレード小隊 じき 中朝国境を越えます〉
〈攻撃の準備が整いました ご指示ください〉
〈爆撃機8機を率いて 空爆を行え〉
〈我らの目標は 敵の補給線を断つことだ〉
〈了解しました〉
安東 あんとう (中国の国境付近)
敵機だ
敵機だぞ
朝鮮 仁川 月尾島 ウォルミド
〈マッカーサーは〉
〈今回 軍功を挙げて 大統領選に出る気か?〉
〈果たして当選するかな〉
〈以前 失敗してる〉
米軍第1海兵師団長 スミス少将
〈まず無理だ〉
米陸軍第7歩兵師団 北極熊連隊
〈なんて情けない奴だ〉
〈帰国する時 船に乗れるか?〉
〈吐くなら あっちで吐け〉
〈この面汚しめ〉
〈うちの連隊は 第一次大戦でロシアを倒し〉
〈第二次大戦ではフィリピンで 日本人を撃退したんだぞ〉
〈安心しろ ここは ノルマンディーではない〉
〈今回は楽勝だ〉
〈第1海兵師団も参戦する〉
北極熊連隊長 マクリ︱ン大佐
〈本物の戦争を 皆に見せてやろう〉
マッカ︱サ︱元帥
〈我らはソウルを奪還し 朝鮮半島を統一する〉
〈皆に約束しよう〉
〈この戦争は 短期間で終結する〉
〈順調なら 感謝祭の前には 終わるだろう〉
〈朝鮮半島の統一とは 38度線を越えるのですか?〉
〈それが朝鮮と 世界のためであれば〉
〈おのずと神のお導きがある〉
〈スターリンや 毛沢東 もうたくとう に 支持されている 金日成 キムイルソン を––〉
〈軽視しているのでは?〉
〈私は敵を 軽視したことなどない〉
〈私には実績がある〉
〈優秀な第1海兵師団や〉
〈世界でトップレベルの 将軍や兵士たちもいる〉
〈必ずや勝利できるはずだ〉
軍事委員会副主席 彭徳懐 ほうとくかい
〈感謝祭までに 戦争は終わります〉
〈軍団長〉
〈まったく同感だ〉
米第10軍団長 アーモンド少将
9月15日~19日 米軍7万人が仁川に上陸
中南海 ちゅうなんかい 頤年 いねん 堂
国家主席 毛沢東 もうたくとう
9月28日 朝鮮人民軍が 38度線以北に退却
より深刻な点は7月31日 マッカーサーが台湾を訪問
第13空軍を台湾に 駐留させるそうです
しかもアメリカは6月26日
第7艦隊を派遣し 台湾を封鎖しました
これはアメリカ政府の 台湾不干渉声明に反します
10月3日
つまり昨日
米陸軍の第1騎兵師団と 第24師団が集結
38度線を越える構えです
もはや許容できません
聞いたか?
38度線を越えれば 鴨緑江も渡るのでは?
米軍は台湾駐留により 中国の領土を侵そうとし…
朝鮮半島でも わが国を脅かしています
午前3時
毛沢東 もうたくとう の息子 毛岸英 もうがんえい
〝 豊沢 ほうたく 園〟
彭 ほう おじさん
岸英 がんえい
主席は?
起きています
私に“ 彭 ほう を待っていろ”と
“ 菊香 きっこう 書屋”
入れ
〈別の艦隊も第7艦隊に 合流するとのことです〉
主席
〈目下 アメリカは台湾での 軍事力を強化しており…〉
彭 ほう よ
やはり来たか
この件について––
どう思う?
主席はどうお考えですか?
今は建国直後で––
やることが山積みだ
正直なところ
戦いたくはない
だが将来を考えると…
わが国の100年先の 平和と発展のために––
戦わざるを得ない
我らは侮られている
自尊心は戦場で 取り戻すしかない
同感です
朝鮮への出兵を支持します
それなら安心だ
主席 東部戦線にも 部隊を送るべきでしょう
長津湖 ちょうしんこ で米軍と 一戦を交えるのです
彭 ほう おじさん
彭 ほう おじさん
言いたいことは分かる
私を連れていってください
お前たち3兄弟のうち 1人は上海で行方不明に
そうだな
はい そうです
もう1人は病気で お前が頼りなんだ
父親をそばで支えろ
庶民の子は命令1つで戦場へ
私も行くべきです
彭 ほう よ
岸英 がんえい を––
連れていけ
〈我らの目下の急務は〉
〈西部の制圧だ〉
〈第1軍団は 他の部隊と共に〉
〈38度線を越えて 平壌 ピョンヤン を落とせ〉
1950年10月7日 米軍が38度線を爆撃
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