The first 200 lines.
僕 死ぬことにした。
さよなら。
何で 負けちゃうんだよ?
私 弱虫だもん。
弱虫だから 宗佑の弱さが分かる。
今は 彼のそばに いてあげたいの。
触んなよ。 触んな。
しょうがないや もう。
帰るヤツは とっとと 帰ればいいんだ。
さあ 飲もう 飲もう。
えっ ちょっ…。でも ほっといて いいの
危なくない?
好きで帰ったんだから どうしようもないだろ。
宗佑!
宗佑…。
宗佑?
おかえり。
携帯 出して。
携帯。
また 新しいの買うから。
美知留。
君は 僕のものだ。
2人で生きてこう。誰にも 僕らの邪魔はさせない。
もう1軒 行こうぜ!
もうすぐ 家だよ。
あっ じゃあ 家で飲もう!
タケル バーテンなんだから
酒 出せ 酒。
ハハハ…。 分かったよ。
瑠可ってさ いつも ビシッとしてんのに
飲むと たまーに こうなっちゃうんだよね
子供みたいに?
そう そう。
ある日 森の中
あれ?何で 電気ついてんの?
あっ ホントだ。
ねえ。ほら もう着いたよ。
はい はい はい。
あっ…。オグリン。
やあ。 おかえり。
ほら 水 飲みな。
ハハ…。 ありがと。
で? 結局 どうするんですか?
うん。 また しばらく ここに 置いてもらえると 助かるんだけどね
奥さんとは別れんの?
あっ。あの それは…。 あの… まだ。
ていうか あの…。奥さんと話し合って しばらく 試験的に別居しようって いうことになってさ。
ずるいな。
寂しいからって 今は エリー 頼ってさ
奥さんが 「おいで おいで」したら また しっぽ 振って 戻っちゃうんだろ?
覚悟もなしに ここに住むのかよ?
エリーの気持ち ちょっとは考えろよ!
瑠可! 瑠可 いい。
そ… それは 俺だって先のことは…。自分の気持ちも含めて あの…
もう ホント どうなるか…
いーんじゃないの?
うん。 私はいいよ 別に。
いたいだけ ここにいれば いいじゃん。
エリー?
いいの?うん。
先のことが 分かんないなんて。 ねえ? 人間関係の常識じゃん。
まあ もともと オグリンとは 友達に 毛が生えたようなもんだし。
いいよ このまんまで。
まあ お互い いないよりは いたほうが ちょっと うれしいって感じで 続いてれば。
ありがとう。
いいよね?
エリーが そこまで 言うんだったら 私はいいけど。
いやぁーありがとう!
それより 心配なのは 美知留ちゃんだよね。
そうだよ。ねえ ホントに いいの このまま ほっといて。
いいんだよ。
いいんだ あいつのことは。
美知留 あの日の あの再会がなければ
私は あなたのいない人生を 生きているはずだった。
あなたの恋や 悩みを知って 苦しむこともなかった
元に戻せば いいだけ。
それまでと同じように ずっと 独りだったと思えばいい
簡単だよ。
だって 私は そうやって 生きてきたんだから
せーの!
ワンペア!
ブタ ブタ ブタ。
ダメー。 はい コーヒー。
急いで。
はい。
よし じゃあ 切って。はい。
ちゃんと 切ってね。123
ちょっと やめてよ。 紛らわしくなるから もう それ。
5 知らないだけでしょ。
オー!いい手札アルね。私 絶対 負けないアルよ。 1234ね
ねえ ちょっと 普通に しゃべってよ それ。何か 調子 狂うから。
これ 作戦アル。これで 絶対 顔色 読まれないね。
何 それ。
あー ありがとう。
謝謝。 フフッ。
ありがとう。
あっ。 そういえばさ
美知留ちゃん どうしてんだろうね。
ああ 音さたないよね。
えっ 携帯に かけてみたの 瑠可?
いや。
俺は かけてみたけど。
それで?
つながらなかった。
もう 番号も使われてない。
エリー。 手札 見えてんだけど。
さっさと 始めようよ。
そんなこと 考えても しょうがないじゃん。
瑠可。 どうしてだろう。
君の気持ちが 俺には いつも 手に取るように 分かってしまう
タケル。んっ?
ああ。
あのー藍田さん いらっしゃいますか?
藍田は もう 辞めましたよ。
無断欠勤したり 急に 早く帰ったりするから こっちも 迷惑してたんですよね。
辞めてもらって 助かったって感じ。
そうですか。
美知留ちゃん?
いらっしゃいませ
大丈夫だよ。 彼は 勤務中だから来られない。
さっき 確認したから。
美容室 辞めたんだね。
携帯は?
変えたんだ? 彼に言われて。
毎日 何してるの?
御飯 作ったり。洗濯したり アイロン かけたり テレビ 見たり。
2時間おきに 彼から 家電に 電話が入るの。
あっ もう帰らないと。
待って。目 どうしたの?
座って。
ごめんね。
何で そんなことを。
夕御飯の買い物に 時間がかかって
彼が帰ってくる前に 家に帰れなかったの。
私が悪いの。うっかりしてたんだから。
美知留ちゃんが選んで 彼の元に帰ったんなら それで いいと思ってた。
でも こんな生活 まともじゃない。
早く 抜け出さなきゃ。
でも…。
これが いちばん いいんだと思うんだ。
これが いちばん 誰にも 迷惑が掛からない。
そんなことはない。
絶対に そんなことはないよ。
はい。
今 どこ?
何で ウチにいないの? 家電に かけたんだけど。
ああ…。 ゴミ出すのに 時間 かかっちゃって。
早く ウチに戻ってなよ。
それと 夕御飯の買い物は しなくていいよ。僕が 何か買って帰るから。
分かった。
美知留ちゃん。 逃げよう ここから。
もう 十分 耐えたんだ。
彼は変わらない。 分かってるよね?
でも…。
君がいなくなって たとえ 彼が傷ついても 彼が悪いんだよ。
君を こんなに痛めつけた 彼が悪い。
君は悪くない。
シェアハウスに戻ろう。
みんな 心配してる。
瑠可も… 待ってるよ。
どうしたの?
とにかく 走って!
どうしたの?
とにかく 走って!
美知留ちゃん。
早く !早く!とりあえず 出てください!
美知留! 美知留!
早く! 早く 出してください!
美知留 美知留
今日は休みだから 今夜は ここに泊まって。
毛布もあるし 一晩ぐらいなら 何とかなると思う。
ありがとう。
すぐに シェアハウスに戻るのは 危ないからね。
大丈夫。 ちゃんと 美知留ちゃんを 守る方法は あるはずだから。
あした 病院に行こう。
医者に診断書をもらって
虐待を受けたってことが 証明できれば 彼を遠ざける 立派な理由になるから。
タケル君。
んっ?
このこと まだ 瑠可には言わないで。
心配させたくないの。
分かった。
ご家族にも 話を されたことは ありませんか?
父は 私が普通に 女として結婚して 幸せになるのを望んでるんです。
それは 言われなくても 分かります。
本当のこと言ったら 傷つくと思う。 絶対に。
でも その分 あなたの中に 苦しみが たまっていきますよね。
誰か 1人でも 打ち明けられる人がいれば。
ご家族でなくても 友人でもいいんです。
本当の あなたのことを 知っても 驚かず 受け止めてくれる人がいたら
話してみるのも いいかもしれませんね。
はい もしもーし。
もしもーし。
どなたですか?
ママー。
姉さん…。
あっ おかえり。
ただいま。
コーヒー 入れようか?
うん。
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