The first 200 lines.
ほら! あれが第19話で デスペラード艦隊が破壊した→
希望島のモデルとなった島だよ! へえ~!→
思ったよりも ちっちゃ~い! あっ ちょっ 写真撮ろ 写真。
\ボートが転覆してるぞ! あそこだ あそこ!
あっ… あっ… あっ あっ。
おとうさん!
何 何? ほら あれ。
人か? あれ! 人よ。人か?
あ…。 >> あ~! 頭!プハッ はあ…!
2人か? 2人よ 2人。2人いるか。
よこせ!あっ あっ…! てめえ!
殺す気か 俺を!
あ…。 >> おりゃ~!
あ~!
佐伯先生…。
大丈夫ですよ。
ボートが転覆した時のことを 全て 正直に話してくれますか?
では この件は 私が責任を持って…。
>> あっ 待ってください。 今のお話は やっぱり なかったということで…。
どうかなさったんですか?
>> 佐伯先生に 引き受けていただけるってことで→
私は てっきり あの佐伯先生だと思ってたんですよ。
でも 私も司法試験に受かってますし→
父のDNAを たっぷり受け継いでますから。
経験の差は 若さとガッツで。 >> 申し訳ありません。
あの 待ってください。 息子さんの汚名 私が必ず晴らしてみせますから!
>> それじゃあ よろしく。
>> うっ…! あっ ううっ…。 先生!
ううっ あっ… あっ!
あ… あっ…。
>> すいません! ボール取ってください! お願いします!
>> すげえ やばっ。 >> ありがとうございました!
今日 お話ししたいのは→
佐伯真樹夫先生亡きあとの ルーム1の今後についてです。
はい その件については 私の方から…。 >> 率直に申し上げて→
我々は ルーム1の廃止を検討しています。
ルーム1は 次々に先生方がお辞めになっていき→
8人の弁護士しか残っていませんね。
いえ 私を含めて4人になっちゃいました。
>> ハハハハハ…。 >> ご存じのように→
我が師団坂法律事務所の経営は→
ルーム2とルーム3の売り上げによって 十分成り立っています。
それに比べて 刑事部門を担当するルーム1は…。
実は 父も そのことについて 頭を悩ませてきました。
そして 父なりに ルーム1の立て直しを考えていたんです。
立て直し? >> 具体的に どうするっていうんです?
間もなく メジャーリーガー級の強力な助っとが→
ルーム1に来てくれます。
ヘッドハンティングですか?
それが すごい人なんですよ!
4年前 法曹界に すい星のごとく現れ 刑事事件を専門に担当して 無傷の9連勝。
完全無罪が4件 一部無罪が5件。
しかも そのうち8件は 逆転無罪!
しかし1年前 法曹界から こつ然と姿を消した。
>> それは なぜ?
さあ…。
でも その人 前は 外科医だったそうなんです。
>> 外科医?→
まさか 弁護士と外科医の 二刀流ってことですか?
そこも まだ分かんないんですけど→
父は その人に 経営にも参加してもらおうと→
マネージングパートナーとして 全権を委任したいと→
毎月更新していた遺言書にも きちんと書いてあるんです。
>> 鷹野和也…。
失礼。
私が その…。
鷹野です。
鷹野先生 お待ちしてました。
佐伯芽依です。
代表である佐伯真樹夫弁護士から 全権委任された限り→
私は この腐りかけたルーム1を 立派に立て直してみせます。
あの 腐りかけたは ちょっと…。 失礼。
腐りきったお荷物集団だった。
万年最下位で球団売却の危機にある プロ野球チームと同じだ。
そんな…。
>> どうぞ。
ここ 師団坂法律事務所は→
1985年 佐伯真樹夫氏によって 当時北区の師団坂に創設された。
91年に あの大月事件で 逆転無罪判決を勝ち取り→
一気に知名度を上げて急成長。
現在 総勢208名の弁護士を抱えるものの→
総売り上げ80億の98%を→
民事を専門とするルーム2と→
企業法務を担当するルーム3が あげている。
つまり ルーム1による利益は僅か2%。
非合理的だ。
これを腐りきったと言わずに 何と言いましょう。
しかし 心配はご無用です。
私が来た以上 このルーム1を 本当の意味で闘える集団に→
鍛え直します。
ワクワクする。
腐りきったお荷物集団ね…。 はい…。
そこまで言う。 何様だよ 全く…。
これで全員か?
本当は あと15人いたんですけど。
まるで ブレーメンの音楽隊だな。 えっ?
役に立たなくなって 飼い主に見放され→
行き場を失った動物たちのようだ。
>> ハハッ 鷹野先生は 天才外科医だったそうですね。
それが また 何で弁護士になられたんです?
おかしな習慣だ。 >> はい?
医療の世界でもそうだが→
なぜ弁護士同士 互いに先生と呼び合うんだ?
>> あっ いや それは…。 無駄だ。 非合理だ。
俺が このルーム1のトップになった以上 以降 先生と呼び合うことは禁止する。
>> めんどくせえ…。
では カンファレンスを始める。
みんな集合だ。
ねえねえ ねえねえ… カンファレンスって?
会議のことですよ。
大学病院かよ…。
依頼人は 釣りボート店アルバイトの 保坂 修 54歳。
保坂さんは 乗客1名を乗せて釣りに出て ボートが転覆。
2人は海に投げ出され 一つしかなかった浮き輪を争い→
保坂さんは 乗客を溺死させた疑いがかかっています。
依頼人の言い分は?
溺死させるつもりはなかったと 犯行を否認しています。
>> 被害者は 居酒屋チェーン店の経営者で 倉橋龍一郎 51歳。
これね 結構な有名人だよね。
自分の命を守るため やむをえず 他人の命を犠牲にしたということなら→
これは 刑法第37条 第1項の→
緊急避難にあたります。 罪には問われません。
ただ 被告人だけが ライフジャケットを着けていました。
冷静に考えれば 浮き輪は相手に譲って 救うこともできた…。
桐生さん 君の見解は?
>> 海に投げ出された2人の間に 本当は何があったのか→
客観的な立証が難しい点が問題です。→
偶然 通りかかった遊覧船から→
50人を超える乗客が これを目撃していますが→
2人までの距離は離れており→
はっきりと状況を確認するのは 困難でした。
検察は 乗客の中から 既に 自分たちに有利な証人を集めていますが→
今から こちらに有利な証人を 集めるとすると 人手が足りません。
ここは 過去の判例を見つけて 対処していく方が…。
50人ぐらい 足で稼げば なんとかなるだろう。
公判まで もう日にちがないんですよ。 桐生さん。
元裁判官は 過去の判例に拘束されがちで→
つまらない。
梅津さん 足で稼ぐのは 元刑事ならではの古典的手法ですが→
ただし 履き潰した靴の数は→
弁護士の勲章にはならない。
>> あの 僕は?
特にない。
>> 何か欲しいな。
じゃあ 鷹野さんの見解は どうなんです?
まずは 被告人への接見だ。
一緒に来る者はついてこい。
今から?
ちょっと 鷹野先生!
鷹野さん!
どうぞ どうぞ。 えっ…。
お久しぶりです。 保坂さん。
>> 鷹野先生。 えっ? 鷹野さん 知り合いなんですか?
外科医の頃 息子さんの心臓のオペをしたことがある。
>> もう 10年以上になりますか。
あのころは お世話になりました。
でも 先生が弁護士になられていたとは。
いろいろありましてね。
輝君は 今も野球を続けてるんですか?
>> いや 今は もう…。
やめてしまったんですか? あと一歩で甲子園ってとこでしたよね?
>> 気に掛けてくださっていたんですね…。
それより ここで 先生にお会いするなんて 本当に意外です。
あの 一度は 父からもお聞きしたと 思うんですが→
もう一度 事件の経緯について 聞かせてもらえますか?
お願いします。
>> あの日は 暑い日でした。
社長は 釣りが趣味で→
よく うちのボートを 貸し切りで利用してくれていたんです。
でも なかなか釣れず もっと いい釣り場を求めて→
危険な海域まで 船を進めたんです。
ああ 社長 ライフジャケットは決まりですから。
こんなもの 暑くて着てられるかって。
それより もっと沖へ出せ。
やめましょうって言ったんですが→
高い金を払ってくれている社長には 逆らえませんでした…。
そしたら… 思った以上に風が強くなってきて…。
ボートが転覆して…。
よこせ! てめえ! 殺す気か 俺を!
ハア ハア ハア…。
自分だけ助かろうとするなんて… 醜いですよね…。
浮き輪を譲っていれば…→
あんなことには ならなかったのに…。
あの時は パニックになってしまって…。
佐伯 お前は どう思う? えっ? 被告人の罪状についてだ。
保坂さんは うそをついてるように思えませんでした。
なぜ そう言える。 なぜって→
自分を責めて 罪を反省しているようでしたし…。
反省? どこを見て そう思った。
演技だとは思わなかったのか?
でも 確たる証拠がない以上 緊急避難が認められるべき案件ですよ。
殺人には あたらないと思います。
駄目だな。
駄目だとは聞いていたが こんなに駄目だとは思わなかった。
二軍だ。 三軍だ。
練習生以下だ。
主任弁護人は 俺がやる。
君たちは できる限りの目撃証言を 集めてくるように。
どこが駄目なんですか?
本当に大丈夫ですか?
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