The first 200 lines.
1909年
ありがとうPhob
行くぞ!
突撃だ!
1921年(12年後)
"Definite rules for spacing are not successful," (空白を設けるという明確なルールは成功しない)
"it is a matter of a draftsman's judgement and sense of design."
謹んで芙蓉の花を 献上します、殿下
もらおう
耳の後ろに 挿しますよ
ーいや、いい ーなぜです?
僕じゃない お前だ
お前の方が似合う
え~
可愛い~
ーそうは思えません ーいや可愛い
もう触るなよ わかった?
いじるな こうじっとしてろ
ー取ってはダメ? ーダメ つけとく
Varakulvatin邸(宮)
全員聞いて
猿みたいに 走り回らないで!
ご主人様から 私たち全員に
お品物を くださるそうだよ
Euamさん あの
なぜ私たちにまで くださるんだろう?
ソンクラーン(タイ旧正月のお祝い・お祭り) でもないのに
Vasin王子様が 昇進なさったんだよ
それでご親切にも
私たちにもくださるんだ
私たちは幸運だね
こんなお優しい ご主人様に恵まれて
サートゥ
グズグズしないで 行こう
ありがとうございます 殿下
Nual、お前の息子のPhobはどこ?
呼んで来てちょうだい
渡したい物があるの
PhobならTinnakorn王子と一緒でしょうね
Tinnakorn王子様を 見つければ
そこにPhobもいますよ
いつも殿下に お仕えしているー
わたくしのような ことですね
おやめ
呼んで来てもらえる?
はい殿下
ーお気をつけて ー平気だよ
ご注意を殿下
俺が取りますよ
なんで大声を出す?
気をつけて 花はたくさんあるのに
何で あれが欲しいんです?
あれが欲しいんだ
危ない
Phob!
じっとしてて 拭いてあげる
取れます?
取れるよ
すごく心配したのに
俺の顔で遊んでる
意地が悪いな
お前が落ちたのは 笑った
むくれるなよ
笑って
笑って もう 不機嫌な顔しないで
笑って もっと大きく
ーめちゃくちゃだ ーPhob
王女様がお呼びだよ
はい母さん
昨日Luang Pratさんに会った
お前を優秀な生徒だと 褒めていた
飲みこみも早く 成績も良いと
ありがとうございます 殿下
息子に学業を許して くださって
お前の息子は賢い学生だね
私と息子で 相談したんだけれど
私たちはPhobが 希望する限りの
学費を援助すると 決めたの
この子が 将来私たちにー
仕えなくて済むことを 願っている
代わりにこの子は お国に仕えるべきです
ありがとうございます 殿下
お父様おばあ様 Phobは成績優秀なんです
僕もいつも勉強を みてもらっています
どれだけ優秀でも 使用人だろ
底辺生まれは 這って行かなきゃな
いくらペンをやっても 血は争えない
Tin、よくわかってるだろ
あまり褒めるとつけあがるぞ
本当のことを 言ってるだけだ
実際 兄さんも 時々はPhobにー
勉強をみて もらった方がいい
ー成績も上がるよ ーTin!
良いことが言えないなら 黙っていなさい
お前ときたら話の腰を 折ることしかしない
家族に恥を かかせてばかりだ
勉強はしない 本も読まない
幼い頃から今に至るまで
お前が使用人の息子ほど 優秀だったことがあるか?
Phob
Chat兄さんは 気にするな
言ってることは 本当です
成績が良くて何になる?
使用人にしかなれない
下層民
Phob
見て
芙蓉の花はね
朝は白くて
昼にはピンク色に変わる
夕方には全く 違う姿になる
その能力があれば 将来 お前の地位は変わるだろう
お前を止めるものは 何も無い
お前には意志も 目標もある
僕は お前を信じてる
ありがとう殿下
俺たちが幼い頃からー
あなたはずっと 良くしてくれた
一度も俺を
使用人として 見なかった
見下さなかった
ですから、
将来 何が あったとしても
俺はあなたのPhobです
永遠に、ずっと
今は 良いこと言ってるけど
あと2か月で僕は イギリスへ留学
そのときはお前は もう僕の後をー
ついて来なくてよくて 喜んでるんじゃない?
ー殿下~ ーPhob!
ーやめろよChat兄さん ーどいてろ
ー殿下 ーこっちだ
お前のせいでお父様に𠮟られた 卑しい使用人め
お前が学校に行けたのは 僕に仕えるためだったのに
それがスター気取りか?
自分の身分も弁えずに
僕の足元のチリの分際で
わかったか! 出て行け!
愚かな使用人が!
僕に怪我をさせたな? 殺してやる
どうしたの?これは何?
ー何なの? ーおばあ様!
こいつに怪我をさせられた 見てよ!
僕に 怪我をさせたんだ
なぜこいつをこんな風に 育てたんです?
痛い! すごく痛いよ
おばあ様!
僕を見てよ どうして僕を見てくれないんだ?
僕を見てよ!
Wasin王子様とPattamapreeya王女様は あんたに甘いから
あんたの教訓になるように 私が罰を与える
Chatthorn王子様が先に Tinnakorn王子様に怪我をさせた
俺の王子を 守っただけだ
全部 Chatthorn王子が 始めたことだ
口答えする気?
なぜ弁(わきま)えなかったの?
私たちは ただの使用人だよ
なぜそんなに 天狗になってる?
お前の祖母は 王宮仕えの使用人だった
母さんはここで生まれた
私たちがこうして 暮らせるのは
ご主人様たちが良くして くださるからだ
奴隷制度は廃止されて ずいぶん経つ
恩は感じてるけど
あいつのやったことは 間違ってるし別問題だ
やってないことに 責任を取れって?
ご主人様たちだけは 間違えない?
Phob!
そんなことは言うな 地獄へ直行だよ
ご主人様のなさることは 間違いない
私たち使用人は そう受け止めないと
約束しなさい
二度とこんなことは しないって
彼を敬うんだよ わかったね?
お前のせいでお父様に𠮟られた 卑しい使用人め
お前が学校に行けたのは 僕に仕えるためだったのに
それがスター気取りか?
ご主人様のなさることは 間違いない
私たち使用人は そう受け止めないと
王子?
王子
Euamから お前が母親に 鞭で折檻されたと聞いた
心配で
大丈夫です
だけど…
怪我しましたか?
大したことない 心臓から遠いし平気だ
大したことあります
本当に大丈夫
じゃ触ってみて
ね?大丈夫だろ
痛っ!
あ…
痛かったですか? すみません
冗談だよ
また~
楽しい
傷に塗る軟膏を 持って来た
俺…
塗ってあげる
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