The first 200 lines.
ルイス・C・Kのバカげてる
どうも
ありがとう
やあ ようこそ
どうも
もう十分だ
ありがとう
今日 エイズの検査を受けた
何年もヤってないが
朗報を聞きたくて
結局…
エイズだった
チクショウ
それで感染した
畜生とヤると感染する
本当だ
ゲイじゃなくても
でも 今回の奴はゲイだった
そいつからエイズを
最近 飛行機で寝ちまった
機内で目覚めるのが 苦手なんだ
てか 起床が苦手
目覚めるのが大嫌い
これ以上の苦痛はない
しかも毎日…
今朝もだ 休めない
毎朝 これで始まるなんて…
クソッ
起きたくない
ムリだって言ってるのに
大丈夫と思えるまで 40分はかかる
“デブだから早死にする”
“もう少しの辛抱だ”
機内で目覚めるのは最悪
すごいショックだ 夢の中にいたのに…
無意識の状態から
突然 公の場にいる
潜在意識の深い領域に 浸ってたはずが
すぐ隣に見知らぬ男が
ただ座ってる
思わず…
以前 起きたら隣の男が “ずっと寝言を”
“どんな寝言?” “ほぼ人種差別的”
まあ…
マズい
差別主義者じゃない
でも 夢を見るのは自由だ
だって夢だよ
夢にまで責任は持てない
夢の中の俺は 善人とは言えない
夢から覚めて“俺って いい奴じゃん”って思うか?
夢の中の俺は ひどい
冗談抜きで
赤ん坊に小便をかけてた
一瞬じゃなく 夢の間ずっと ぶっ通しで
一晩中 “おい ウソだろ”
“赤ん坊に小便なんて”
“何で こんなマネを”
おい ハイハイで逃げるな
夢だと思って諦めろ
待て 足を踏んでやる
夢の話だ
何を意味してるやら
セラピストに聞いた
“赤ん坊に小便する夢は?”
もう来るなと言われた
分かる
自分でもウンザリだ
NYに住んでる 嫌いだけど もう手遅れだ
自然が好きなのに
ここには自然がない
30年住んでて ハチを見たのは1回だけ
ハチを目撃した 1997年のことだ
38番街で…
しかも死んでた
誰かがハチを銃殺しやがった
自然が好きだ
遠くの静かな場所って いいよね
電波も1本しか立ってない
立つだけマシだけど
いいよね
自然は全てつながってる
先日 太陽について考えた
考えてて気づいたんだ 女性器は まるで…
太陽のようだ
太陽と女性器には共通点が
どちらも すばらしい
まず疑いようがない
どっちも最高
例えば女性器だ
想像してみて
シー
静かに
思い出して
最高かよ
マジで
太陽もいい
それより共通点だ
太陽と⸺
女性器 どちらも命と喜びの⸺
源泉だ
でも どっちも 直視しちゃダメ
マジで絶対 見ない方がいい
存在を認め 感謝しとけ
直視してみろ 必ず後悔する
お袋は…
えっ?
待て 違うって
話題を変えただけだ
勝手に誤解するな
まったく
お袋は…
アソコが無残だった
ていうか…
まあ…
フツーって感じ?
お袋が よく言ってた
皆 言われてる
“食べ物を残すと バチが当たるよ”
“アフリカの子たちは 餓死してるんだから”
でも 実際は エイズで死んでた
俺とは関係ない
お袋は 俺に授乳の話もした
赤ん坊が授乳中に 乳首をかむと激痛らしい
俺も かんだそうだが
覚えてない 酔っ払ってたからね
今は お袋の乳は吸わない
お袋を火葬したから
それが火葬した理由
焼かなきゃ やめられない
お袋が死んだ時 姉妹に そう言った
電話で訃報を聞き
“今すぐ焼いてくれ さもないと一生吸い続ける”
“俺を知ってるだろ!”
姉妹は“了解”と答え 即 焼いた
親を燃すのはマズい
でも 罰則はない
注意されるだけ
お袋が恋しい
親父は別に恋しくない
まだ死んでないからね
親父は いい父親ではなかった
父親になる気がなかったんだ
“俺はパス”って感じ
放棄してた
でも 1つだけ感謝してる
俺の信条は⸺
1つでも善行があれば十分で
それ以外は気にしない
親父が唯一した善行は⸺
俺を犯さなかったこと
そこは潔白だ
俺の人生に大いに貢献してる
父親にヤられないのは かなりのメリットだ
そこは素直に認める
とはいえ まだ生きてる
まだヤってない
でも 実のところ…
可能性があったとしても この年になると…
耐えられるかも
子供の時だったら悲惨だけど
58歳の今なら平気だ
求めちゃいない
マジでしたくない
でも 万が一 そうなっても
仕事を休んだりしない
親父は89歳だ
俺を犯すのを想像して 笑ってる?
ウケるよな
小さな じいさんが
こんな風に
“父さん もういいだろ”
年を先に言うべきだった
89歳になった親父は 今はホームにいる
“ホーム”だ 分かるよね?
プラスチックの水差しがある
そう ホームにいる
俺と姉妹で 入れた
なぜなら親父が もう年で 抵抗できなかったから
もはや拒む力が 残ってなかった
入所の理由は2つ
まず 親父を見たくないから
姉妹たちも見飽きてた
2つ目は 殺人は違法
これはムリ 禁じられてる
それで姉妹たちと考えた
幸い この窮地を 救ってくれる⸺
一大産業が存在してるんだ
連中は よく分かってる
パンフレットからも ひしひしと伝わってくる
文言は “父親を見たくないけど”
“殺せない際には 当方へどうぞ”
“彼が合法的に 死ぬことを保証します”
“放置ではなく 絶望によって”
“お父さんが息を引き取る時 ジャマイカ人が⸺”
“見下ろしつつ言うでしょう”
“いや 気の毒なこった”
そう書いてある
“こりゃいい”と思って
ホームを探すことにした
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